「生き生きしている」JR岡山駅に産直便マルシェ 伯備線列車で農産物を輸送

岡山県の高梁エリアで収穫した農産物を列車で運び、JR岡山駅構内で販売する「産直便マルシェ」が6月1日に始まりました。

午後3時53分、JR岡山駅のホームに農産物を載せた伯備線の列車が到着しました。

届いた農産物は、高梁エリアで収穫され、備中高梁駅で積み込まれたトマトやキュウリなどです。駅構内の土産物売り場でさっそく販売が始まりました。

この「産直便マルシェ」は、JR西日本岡山支社やJA晴れの国岡山などが2021年から実施しているものです。

列車の空きスペースを使って農産物を輸送し、販路を拡大するなど地域産業の活性化につなげることが狙いです。

(買い物客は―)
「すごく生き生きしていると思って、つい手が出てしまいました」

(JR西日本岡山支社 ふるさとおこし本部/伊東暁 本部長)
「駅を利用する新しい価値として、岡山駅の新たな魅力にもなればなと思っています」

「産直便マルシェ」は毎週木曜日午後4時ごろから開かれます。

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