塩尻初優勝、ディーン連覇 陸上日本選手権第1日

男子5000メートルで初優勝した塩尻和也=ヤンマースタジアム長居

 陸上の世界選手権(8月・ブダペスト)の代表選考会を兼ねた日本選手権第1日は1日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子5000メートルで塩尻和也(富士通)が13分19秒85で初優勝した。3連覇を狙った遠藤日向(住友電工)は2位で、大迫傑(ナイキ)は途中棄権した。同やり投げはディーン元気(ミズノ)が82メートル65で2年連続3度目の制覇。

 女子の1500メートル予選は、日本記録保持者の田中希実(ニューバランス)が全体トップの4分15秒19で走り、4連覇が懸かる2日の決勝に進んだ。100メートル準決勝は前年優勝の君嶋愛梨沙(土木管理総合)が11秒57のタイムで全体トップ通過。

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