ＪＲ東日本は１日、台湾からの訪日旅行者向け情報サイト「ＪＲ ＴＩＭＥＳ」内の越境電子商取引（ＥＣ）サイト「厳選小物」でクルーズトレイン「TRAIN SUITE（トランスイート）四季島」にまつわるギフト３種の販売を開始したと発表した。
このうち「東北伝統工芸セット」（５万5,600円）は「四季島オリジナルコーヒーカップ＆ソーサー」や「四季島木製豆皿５枚セット」など計５点の東日本エリアの職人らによる品々を集めた。「癒やし・香りセット」（３万1,700円）は「四季島オリジナルブレンドエッセンシャルオイル（４種）」「四季島バスタオル」「四季島プレミアムオリジナルブレンドコーヒー」の３点。「トレインクルーイチ押しの品」（7,500円）は「四季島オイカワデニムバッグ」で２色をそろえる。
いずれもトランスイート四季島とのコラボ商品のうち、乗務員が特におすすめするものをテーマに基づいてセレクトした。ターゲットは「Ｚ世代（15～24歳）より少し上の世代の女性」。＜https://www.jrtimes.tw/product/＞から閲覧できる。
ＪＲ東日本は2021年、訪日プロモーションを目的に「ＪＲ ＴＩＭＥＳ」を開設。サービスはＪＲ東日本と日本航空の各グループが台湾で設立した創造旅行社に委託している。
創造旅行社の村上拓也副董事長は、自治体や一般法人からプロモーションの受注を少なからず獲得していることを明らかにした。ＪＲ東日本のチケット予約サイトでのコンバージョンなど、訪問者のうち実際に購入に至った人の割合が分かる仕組みになっていることなどを理由に、信頼を得ていると説明した。
「厳選小物」のサービスは22年３月に開始。「ＪＲ ＴＩＭＥＳ」のコンテンツでは「厳選小物」が最も人気で、その他では鉄道関連情報への関心が高いという。
