フィッシング用の偏光グラスとして長い歴史を持つサイトマスターは、この分野におけるエース的存在だ。サイトマスターの見やすさを一度味わったら他は使えないほどで、発売以降口コミでその評判はどんどん広がり、現在の広いシェアに繋がっている。2023年新モデルは7月入荷予定。待ち遠しい3点をご紹介しよう。
●文:ルアーマガジン編集部
透明感にこだわるからレンズは絶対ガラス製
― 1度使えば手放せなくなる淀みないクリアな視界のサイトマスター
サイトマスターの1番の特徴はガラスレンズを使用しているという点だ。これはブランド開始当時からのこだわりである。いろいろなレンズのマテリアルを試したが、見え方が1番明るく、透明感があり、歪みがなくはっきりと見え、最も釣果に近いのがガラスレンズだった。また、紫外線や真夏の熱、雨や風など釣りは過酷な状況が多く、そこに対する耐性も必要とされるが、タフで経年劣化も少ないのもガラスレンズなのだ。
唯一のデメリットはガラスであるが故の重量。これを補うためにフレームワークで重たさを感じさせないようにしている。ガラスレンズだからといって、使用中に重たいという印象は持たないはずだ。
今年は3種類のモデルが登場し、どれもSWR(スーパー・ウォーター・リペレント)という超撥水加工がしてある点も見逃せない。水滴がついても少し風が吹くだけで勝手に水滴が飛んでくれ、雨でも快適に釣りができるレンズになっている。
スクード(サイトマスター)
― 快適なフィット感とワイドな視界を提供する8カーブモデル
顔にフィットしやすいスポーティーなデザインの8カーブモデル。光の侵入を防ぎつつ、水滴やホコリなどの侵入も防止。フレーム下部が前方に少し張り出している形状になっており、目を左右に動かしてもフレームが視界に入りにくく、広い視野を確保している。
スクードとは盾を意味しており、まさに目を覆って守ってくれるようなフレーム形状が特徴だ。
― サイトイメージ
サイトマスター クラシコプラス ブルーデミPRO(ティムコ)
― 青木大介プロの新たな挑戦を支えるスポーツウェリントン
ロトンドに続く青木大介さんのシグネチャーモデル第2弾。クラシコプラスにブルーのデミ調のカラーを施し、レンズは青木さんのフェイバリットの4色を厳選。クラシックなウェリントン形状にサイトマスター特有のノーズパットや可変のテンプルで掛け心地をアップ。
釣りはもちろん、その他のアウトドアシーンにもマッチするアイテムで、いろいろな場面へと活躍を広げる青木プロのチャレンジをサポートする。
― サイトイメージ
サイトマスター オプティモ ブラウンデミPRO(ティムコ)
― オールマイティなオプティモの伊藤巧プロカラー
オプティモは掛け心地や顔のフィット感、長く使える安心感など、スタンダードで飽きがこないフレームデザインが特徴。このオプティモに伊藤巧プロのリクエストで光の透過を抑えた高級感あふれるダークブラウンデミを調合。
レンズはこのシリーズでは初のSWRを採用し、過酷な海外のトーナメントトレイルをサポートする。
― サイトイメージ
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