「ユースエール認定企業」に 若者採用と育成注力が評価 土木・建築の「近藤組」/岡山・津山市

若者の採用・育成に積極的で雇用管理の優良な中小企業を厚生労働省が認定する「ユースエール認定企業」に、岡山県津山市高野山西にあり、土木・建築工事などを手掛ける「近藤組」(近藤一社長)が決まり31日、認定通知書が交付された。同県美作地域では8社目。

自社広告などに認定マークを使用でき、ハローワークで重点的PRなどが受けられる制度で▽直近3年間に採用した新卒正社員らの離職率が20%以下▽月平均残業20時間以下▽有給休暇取得率平均70%以上か年間取得日数平均10日以上―などの要件を満たす必要がある。

近藤組は1963年創業。土木・建築工事、下水道管工事などを手掛け、従業員数29人(平均年齢53・4歳)。

ユースエール認定は2015年度から導入され、県内では同社を含めて35社が認定された。

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