宇都宮市路上で男性死亡 遺書残し自殺か

栃木県警本部

 2日午前3時40分ごろ、宇都宮市中心部の路上で、20~30代とみられる男性が顔などから出血して倒れているのを通行人が発見し、110番した。男性は病院に搬送され、死亡が確認された。宇都宮中央署によると、現場に面したホテル11階の部屋は窓が開いたままで、遺書のようなメモや靴が残されていた。荒らされたような跡はなく、自殺の可能性があるとみて調べている。

 署によると、部屋には東北地方の男性が5月31日から宿泊していた。倒れていた男性はTシャツと長ズボンを身に着け、靴は履いていなかった。

 現場はJR宇都宮駅から西に約600メートル離れたホテルやオフィスビルが並ぶ繁華街。

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