『極上の見取り図』歴史を体感!城の“ここ”をみれば武将の心、その奥深さが見えてくる!

レキジョを筆頭に歴史ブームが到来し、昨今お城への注目が集まっている。
日本古来の美しさを再認識できる場所として訪日外国人の人気観光スポットとして上位にランクイン!我が国の至宝を未来に残す為、復元や修復が全国的に進んでいる。
現在、江戸時代以前から残る天守は青森県から高知県までわずか12基。
一国一城令や武家諸法度、さらには度重なる自然災害によって95%もの城が消滅したと言われている中、令和の時代に残っている城は、時代の荒波を奇跡的に乗り越えた「強運城」とも言える。各城に秘められた歴史、知られざる謎、そして日本の国宝を未来に残そうと活動する人々の想いに迫る。

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■〈長野県松本市〉5重6層最古の城 松本城(国宝・現存12天守・平城)
「天守の危機から住民愛によって救われた城」
松本城は江戸時代が終わると住む武士がいなくなり、城としての機能を失った。
そして明治に入ると破却される城の候補に上がる。この危機を救ったのは、市川量造と小林有也。画期的なアイデアと住民たちの愛によって保存、修理が成し遂げられ、松本城の近代恩人として顕彰されている。
今も尚、住民たちが中心となり、しっかりと守り続けられている。

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■〈滋賀県彦根市〉難攻不落の城 彦根城(国宝・現存12天守・平山城)
「日本初のSDGs!? 徳川家康の威厳が漂う城」
徳川幕府に反発する西日本の勢力を牽制するために築かれた城。
早くまたお金をかけずに建てる必要があったため、様々な城から天守や櫓を移築して作り上げたSDGsの先駆けと言える!3重3階と小さいながら、その威厳を存分に見せつけるため、腰庇や破風などを施した優美な城。
難攻不落と呼ばれる城に仕掛けられた恐ろしい罠とは‥?

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■〈愛知県犬山市〉現存する最古の天守 犬山城(国宝・現存12天守・平山城)
「信長・秀吉・家康が奪い合う好立地の城」
室町時代で言うと尾張国と美濃国の境に位置。
木曽川が濃尾平野に流れ出る扇状地の頂点にあり古くから軍事・交通・経済の重要拠点とされてきた。小高い山の上からは周囲が一望できる他、木曽川を背にすることで後ろ堅固、防衛面を強化しやすい立地に整備された。また城下町には商人や職人を近くに住まわせて町の発展を促した。その風情は今も残され、観光客の間で食べ歩きが人気!

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■〈岡山県高梁市〉天空の城塞 備中松山城(現存12天守・山城)
「東御門の珍しい鍵の謎城」
標高430mの臥牛山頂に築かれた天空の山城。ある時、誰も攻めて来ないことに気付いた城主が山を降りようと戸締りをした時あることに気づく。「内側からしか鍵がかけられないやんけ!」慌取り付けられた珍しい鍵が今も残る。
猫城主さんじゅーろーも人気!

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このほか、安土城(滋賀県)大洲城(愛媛県)岡山城も紹介予定だ。

◆『極上の見取り図 天下取る前に築城しちゃうぞ!』
6月11日(日)午後3:30~4:54
〈スタジオ出演〉
見取り図、蛙亭、千鳥(ゲスト出演※VTR)、千田嘉博(城郭考古学者・教授)
〈ロケリポーター〉
龍玄とし(Toshl)、剛力彩芽、えなこ、村重杏奈、鬼越トマホーク、栗原響大(お城博士ちゃん)、千田嘉博(城郭考古学者・教授)
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