ジョージア駐日大使 観光PRで茨城知事を表敬 交流促進も呼びかけ

大井川和彦知事(右)にジョージア産ワインを贈るティムラズ・レジャバ駐日大使=県庁

ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使が1日、茨城県庁の大井川和彦知事を表敬訪問した。東西交通路の要衝である同国の観光をPRするとともに、ワイン庁選定の特別ワインを贈って茨城県との文化、人的交流の促進を呼びかけた。

レジャバ大使は生物学者の父親の関係で、小学校時代から約10年間、つくば市に住んだ。2021年、駐日大使に着任。同国への親近感を高めてもらおうと全国を巡る〝ワイン外交〟を展開している。

同国の赤ワイン用品種のブドウ「ダナハルリ」のワインを大井川知事に手渡しながら、レジャバ大使は「多くの人にジョージアへの親しみを持ってもらうことで、やがて観光や交流、経済、国同士の政治的関係につながれば」と話した。大井川知事は「ジョージアの関心を茨城県で高められるよう協力したい」と述べ、県立図書館での講演を要請した。

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