H.C.栃木日光アイスバックスの運営会社「栃木ユナイテッド」が新会社へ事業譲渡

 アイスホッケーアジアリーグに参戦するH.C.栃木日光アイスバックスの運営会社が1日、新しい会社に事業を譲渡したと発表しました。

 これまでの運営会社栃木ユナイテッドの発表によりますと、クラブの運営を有償で事業譲渡したのは、スポンサーなど県内外の8つの企業が今年(2023年)3月に立ち上げた「栃木日光アイスバックス」です。

 栃木ユナイテッドは、これまで16年に渡りクラブを運営してきましたが、新型コロナウイルスによる観客の減少などで財務状況に課題を抱え、クラブの存続と発展のためには、より地域に根差した経営基盤の強化が必要と判断したということです。

 セルジオ越後社長を含む社員7人は、新しい会社に籍を移し、引き続き運営に携わります。

 新会社の代表取締役はスポンサー企業で自動車部品メーカーの京浜精密工業の取締役である関恭一氏が就きます。

 新しい体制で、次のシーズンを迎えることになり栃木ユナイテッドのセルジオ越後社長は、「クラブが存続し続け地域活性化に役立つための選択。引き続き応援をお願いします」とコメントしています。

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