インディージュニアの祭典「ぼくらはみんないきている2」5.31新木場<全試合結果>

佐藤光留が主催するインディージュニアの祭典の第2回大会、ニコプロpresentsインディージュニアの祭典「ぼくらはみんないきている2」が5月31日(水)、東京・新木場1stRINGで開催された。

ニコプロpresentsインディージュニアの祭典「ぼくらはみんないきている2」
日時:2023年5月31日(水)
開場:18時00分
開始:19時00分
会場:東京・新木場1stRING
観衆:前回とプラスマイナスゼロ(主催者発表)

▼ダークマッチ 松本幼稚園presents シングルマッチ 時間無制限1本勝負
−「2」(パンクラスイズム横浜)
3時間58分 会場完全撤収時間となったため
−花畑正男(フリー)

【寸評】昨年の富士通スタジアム川崎、同年11月の第1回大会から続く因縁の対決。今回は新たにカードゲームを用いて完全決着を試みるも、会場の撤収時間までに決着がつかず。

▼第1試合 RYSKパートナーズpresents ALL2カウントマッチ シングルマッチ 10分1本勝負
△佐藤光留(パンクラスMISSION)
10分00秒 時間切れ引き分け
△若松大樹(2AW)

【寸評】フォールだけでなく、反則カウント、場外カウント、ダウンカウントも2で決着になるルールのため、スリリングな展開となったが、10分で決着つかず。

▼第2試合 ヨコハマエンターテインメントpresents タッグマッチ 30分1本勝負
翔太(ガンバレ☆プロレス)&●ミッチ・ライダー(フリー)
7分52秒 タイソンスプラッシュ→エビ固め
○前口太尊(飯伏プロレス研究所)&香取貴大(イーグルプロレス)

【寸評】今大会出場のため帰国のフライトを延ばしたミッチは、そのポテンシャルの高さを見せたものの、最後は太尊な豪快なスプラッシュに沈んだ。

▼第3試合 3代目佐野直発掘ランブル 時間無制限勝負
①○佐野直〈1〉(3分24秒 オーバー・ザ・佐野直)セレジェイラ@熟女グレイシーハンター〈5〉●
②○魔苦・怒鳴門〈4〉(5分5秒 ナイトメア→体固め)KURO-OBI〈6〉●
③○岡田剛史〈7〉(6分18秒 アンクルホールド)ヒップホップマン〈2〉●
④○佐々木幹矢〈3〉(7分17秒 オーバー・ザ・トップロープ)謎のマスクマン〈8〉●
⑤○魔苦・怒鳴門(8分47秒 回転エビ固め)岡田剛史●
⑥○佐野直(9分1秒 オーバー・ザ・佐野直)魔苦・怒鳴門●
⑦○2代目佐野直〈9〉(9分59秒 腕ひしぎ逆十字固め)佐々木幹矢●
⑧○2代目佐野直(10分15秒 スリーパーホールド)佐野直●
⑨○石黒淳士〈10〉(10分22秒 横入り式エビ固め)2代目佐野直●
※石黒淳士が優勝し、3代目佐野直となる。〈〉内の数字は登場順。

【寸評】インディープロレス界の重要人物・佐野直の後継者を決める時間差バトルロイヤル。今回は“佐野直を越えたら失格”というオーバー・ザ・佐野直ルールを採用。曲者揃いのランブルを制したのは、この試合を裁いていた石黒レフェリー!

▼第4試合 新太平洋運輸株式会社presents 6人タッグマッチ 30分1本勝負
●阿部”THE MAJOR”史典(フリー)&チチャリート・翔暉(2AW)&橋本和樹(大日本プロレス)
4分13秒 反則
○和田拓也(フリー)&勝村周一朗(ガンバレ☆プロレス)&山本裕次郎(フリー)

▼再試合 新太平洋運輸株式会社presents 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○阿部”THE MAJOR”史典(フリー)&チチャリート・翔暉(2AW)&橋本和樹(大日本プロレス)
7分34秒 アイルビーバック式おハムロール→エビ固め
和田拓也(フリー)&勝村周一朗(ガンバレ☆プロレス)&●山本裕次郎(フリー)

【寸評】“本家”と言ってもいい3.1ジュニア夢の祭典にサプライズ出場したことで、一部から「インディーの心を忘れてメジャーになった」と言われているという阿部史典。そこで本家出場組3人と、アマチュアリングス王者トリオが激突した、通称“阿部裁判”。誰よりも阿部のメジャー化を問題提起している鈴木秀樹が特別レフェリーを務めた結果、一度は阿部が反則負けに。しかし再試合の末に、どうにか勝利した阿部。でも一番スゲェのは和田に喧嘩を売ったチチャ?

▼セミファイナル デッドリフ太郎presents 6人タッグマッチ 60分1本勝負
○渡辺壮馬(GLEAT)&十文字アキラ(JTO)&梶トマト(飯伏プロレス研究所)
15分23秒 ファイヤーバード・スプラッシュ→片エビ固め
ライジングHAYATO(愛媛プロレス)&●橋之介(A-TEAM)&下村大樹(BASARA)

【寸評】梶だけ30代だが、ほかの選手は20代! 6選手がノンストップで華麗な飛び技や激しい打撃戦を展開。インディーにも若くてイキがよくてスゴイ選手がいることを証明した一戦で、最後はハードヒットでも活躍しているGLEATの壮馬が火の鳥スプラッシュで勝利し、和田京平レフェリーから勝ち名乗りを受けた。

▼メインイベント デッドリフ太郎presents インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○[王 者]椎葉おうじ
16分47秒 雲外蒼天
●[挑戦者]ヤス・ウラノ
※第35代王者が3度目の防衛に成功。

▼緊急決定試合 デッドリフ太郎presents インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○[王 者]椎葉おうじ
46秒 大蛇絞め
●[挑戦者]ヤス・ウラノ
※第35代王者が4度目の防衛に成功。

▼緊急決定試合 デッドリフ太郎presents インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
●[王 者]椎葉おうじ
14秒 モダンタイムス
○[挑戦者]ヤス・ウラノ
※第35代王者が5度目の防衛に失敗、ウラノが第36代王者となる。

▼緊急決定試合 デッドリフ太郎presents インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
●[王 者]ヤス・ウラノ
22秒 横入り式エビ固め
○[挑戦者]椎葉おうじ
※第36代王者が初防衛に失敗、椎葉が第37代王者となる。

【寸評】試合は若いおうじの勢いと、ベテランのウラノのインサイドワークがぶつかり合った好勝負となった末、おうじが必殺技で辛くも勝利したが、おうじの「ぜひまたどこかでやりましょう」というマイクアピールを聞いたウラノが、お馴染みのフレーズ「今やれ!」を持ち出し、観客からも「今やれ!」コールが起こる事態に。

<オープニングV>

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