ティモンディ前田「お主は砂叩きの刑じゃ~」 バンカー脱出の最短ルート

競技で1打でも2打目でもスコアを減らすには、ガードバンカーから“確実に出せる技術”を身につけること。バンカーから出せる自信がつけば、2打目でグリーンを狙う際も、「バンカーに入れてもいいや」とマネジメントが楽になります。「バンカー難しいですね~」と前田さんも苦手意識があるようですが、その意識を捨てるためにも今回は砂の上で猛特訓です。

■ゴルフ・トライアウト無限大とは
人気芸人のティモンディ(前田裕太・高岸宏行)が出演する動画企画。シーズン1でゴルフと「出合い」、シーズン2では「上達」をテーマにレッスンを重ね、一人前のゴルファーに成長。シーズン3では「楽しむ」ことをテーマに、さまざまなゲストの胸を借り、成長を加速させた。そして、このシーズン4は、“ゴルフ熱”急上昇中の前田がゴルフテックの吉田幸太郎コーチと共に、アマチュア競技全国大会出場を目指す。

バンカーショットの基本的な原理

分かっちゃいるけど…

ボールの手前にバウンスを叩きつけ、ボールの下の砂を“爆発”させてボールを飛ばすというのが一般的なバンカーショットの原理です。バウンスで砂を叩けないと、リーディングエッジが砂に刺さって砂が多く取れすぎたり、クリーンヒットしてホームランしたり、負の連鎖が続いてしまいます。

ひじを引いてグリップエンドを体の後ろに引っ張る

打ち方に名称は無いようです

バウンスを砂に叩きつけるには、カット軌道ではなく、通常のショットと同様にインサイドからクラブを下ろすことが重要です。ただしバンカーの場合は少し味付けが必要で、フォローで右ひじ(右利きの場合は左ひじ)ごと体の後ろに引いていくような動きを身につけます。「クラブをリリースせずに振ることで、バウンスで砂を叩きやすくなります」と吉田コーチはアドバイスします。

砂を叩くレッスン

ほめられても微妙な表情の前田さん

「ラウンドレッスンではオーソドックスな練習法」(吉田コーチ)と、まずは砂を叩くドリルから始めます。ボールの手前(飛球線後方)にターゲットラインに対して直角の線を引き、線のさらに手前にバウンスを当てて砂を取っていきます。再現性高く砂に当てる前田さんに対し、「砂の叩き方が上手い!」と吉田コーチも絶賛。前田さんも「フォロースルー以外は普通のスイングとあんまり変わらない意識ですね」とコツをつかんだ様子でした。

次回予告

グリーン上の極意。学びます

アプローチ、バンカーと行ってきたショートゲームの特訓。最後はスコアメークに最も重要なパッティングです。グリーンの読み方や距離感(タッチ)の合わせ方などを猛勉強します。

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