長野おすすめオートキャンプ場『子安温泉』レビュー|温泉入り放題で冬キャンプもOK!

筆者撮影 区画サイトからの眺め

こんにちは!長野県のキャンパー、川窪チエです。今回は、温泉に入り放題の『子安温泉キャンプ場』をご紹介します。珍しい泉質の療養泉なので、温泉好きのキャンパーは必見! 長野県北部、長野市近郊のキャンプ場を探している人はぜひチェックしてくださいね。

温泉入り放題! 長野県『子安温泉キャンプ場』の施設情報

筆者撮影

『子安温泉キャンプ場』は、長野県北部、高井群高山村にあります。長野市から車で40分ほどの、自然豊かでのどかな場所です。

子安温泉キャンプ場は規模は大きくないながらも、電源サイトあり、ペットOK、チェックアウトは遅めの11時、デイキャンプもできるなど、多くのキャンパーが求める条件を叶えてくれる万能なキャンプ場。

しかも、冬キャンプができます! 長野県では冬にクローズしてしまうキャンプ場も多いので、これはありがたいポイントですよね。

※注意

凍結などのトラブルによって、ポリタンクの水を使用することもあるそうです。
冬ならではのトラブルも楽しみながらキャンプしたいですね!

最近は「温泉に入り放題!」の口コミが広がり、地元キャンパーの間でもかなり注目されているキャンプ場なんです!

筆者がそんな『子安温泉キャンプ場』でファミリーキャンプを楽しんできましたので、おすすめポイントや注意点などを交えながらレビューしていきますね♪

  • キャンプ・デイキャンプ利用時、追加料金無しで子安温泉に入浴可能
  • 区画サイト・フリーサイト共に車両はサイト内に駐車可能
    サイト内に駐車できない場合は、駐車場あり
  • 区画サイト内のテント数の制限、車両の台数制限なし
  • ペット同伴OK

▼長野県のキャンプ場についてこちらの記事でも紹介しています!

【特徴】珍しい「含ヨウ素泉」に入り放題!

まずは、温泉について語らないわけにはいきません!

子安温泉のココがスゴイ① 温泉は何度でも入り放題

出典:子安温泉HP画像参照:https://koyasu-onsen.com/onsen/

温泉の入湯料はサイト使用料に含まれているので、滞在中は何回でも入れます。しかも、チェックアウト後もOK!なんて良心的なんでしょう……。

朝はゆっくりサイトの片付けをして、チェックアウト後に温泉で汗を流せるのはありがたいです。

中には、1泊2日のキャンプ中に4回も温泉に入ったという人も!

4回温泉に入るとすると、、、

1回目:受付後
2回目:テントを設営して一休みしたら
3回目:夕食後、お腹が落ち着いた頃
4回目:チェックアウト後

という感じでしょうか。温泉好きにはたまりませんね!

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通常の大人料金は500円ですので、入れば入るほどお得です♪

子安温泉のココがスゴイ② 珍しい泉質の源泉かけ流し「療養泉」&「子宝の湯」

出典:子安温泉HP画像参照:https://koyasu-onsen.com/onsen/

温泉の泉質にも注目です!

子安温泉は、温泉の多い長野県内でも2つしかない「含よう素泉」。医学的効果が期待できる「療養泉」の基準をクリアしており、源泉かけ流しの名泉を求めて遠方から訪れる客もいるようです。

また、「子宝の湯」としても知られているそうですよ! 近くにある子安神社が安産・子授け・子育ての神様を祭っていることが由来とのこと。

色は茶褐色で、サラッとしたお湯でした。

温泉はひとつだけで、温度はなかなか高め。欲張って長風呂してしまうとのぼせてしまうので注意しましょう! 温泉を出た後も体がポカポカして燃えているような感じがしました。

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壁や浴槽が板張りで、ぬくもりのある雰囲気がよかったです!

『子安温泉キャンプ場』レビュー! 施設ごとのおすすめポイントを紹介

出典:子安温泉HP画像参照:https://koyasu-onsen.com/camp/

それでは、キャンプ場を見てみましょう!

子安温泉キャンプ場のサイトは、区画サイトとフリーサイトの2種類。いずれも車の乗り入れOKのオートキャンプ場です。

区画サイト:東屋付きサイトあり!電源あり!見晴らし良好!

筆者撮影

区画サイトは全部で8つ。炊事場の奥のスペースに6組(写真)と、この上段に2組入れます。

区画サイトは+1,000円でAC電源を使えるので、冬キャンプでも安心。

今回は3月のキャンプで寒さが心配だったので、電源を使ってホットカーペットでぬくぬく過ごしました。

筆者撮影

区画サイトの一番奥には、「東屋付きサイト」があります。タープいらずで、見晴らしのよいリビングを作れそうですね。

わが家はここを予約していたのに色々あって断念……。この失敗談については後半で改めてお伝えするので、最後までお読みください~!

筆者撮影

東屋付きサイトから炊事場の隣に変更してもらい、設営完了!

区画サイトからは、近くの山並みと町を見渡せます。自然を感じながらも開放感があって気持ちよかったです。

フリーサイト:サイトのバリエーション豊富で雰囲気もバッチリ

筆者撮影

フリーサイトにやってきました!

広々としたオープンな場所もあれば、

筆者撮影

奥の方には、木に囲まれた林間サイトもあります。

フリーサイトは区画サイトと比べるとかなり広々していて、サイトのバリエーションも豊富!

ソロからファミリーまで、あらゆるタイプのキャンパーにマッチするサイトが見つかります。

区画サイトに比べると低い位置にあるため見晴らしは劣るものの、より自然を感じられていい雰囲気です。

すぐ先に渓谷があるので、川の流水音も聞こえますよ。

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わが家は元気な男の子2人を連れたファミリーなので、息子たちがケンカをしたり、私が怒ったりとにぎやか……。周囲への配慮を考えると、隣の人と距離を取りやすいフリーサイトの方が好みでした!

炊事場・トイレ:清潔感があって使いやすい

筆者撮影

こちらは区画サイトの炊事場。

筆者撮影

そして、こちらがフリーサイトの炊事場。

どちらもしっかり清掃されていてキレイでした。生ごみを入れるためのゴミ袋が設置してあったり、ゴミを無料で捨てられたりと親切です。

ただしお湯は使えないので、冬キャンプをする人は最低限の洗い物で済むように準備しておくのがおすすめ!

管理棟:売店・レストランあり! 温泉後のオブセ牛乳は外せない

筆者撮影

受付は、温泉のある管理棟で行います。薪や炭も購入できますよ。

見回すと、地元の特産品がズラリと並んでいます! 地元の野菜やフルーツを使ってキャンプ飯を楽しむのもいいですね♪

筆者撮影

温泉の後は、昔ながらのビン牛乳!

「オブセ牛乳」は、キャンプ場からほど近い小布施町の牛乳。濃厚なのにアッサリしていておいしい! 風呂上がりの火照った体に沁みます。

筆者撮影

お水や麦茶のセルフサービスもあるので、お風呂上りにちょっと休憩してからサイトに戻りましょう。

受付の人にお願いすれば、コーヒーもいただけますよ!

11:30~14:30の時間帯はレストランも使えます。チェックアウトして温泉に入った後に、お昼を食べて帰るのもいいですね。

メニューはラーメン・うどん・カレー・パスタ・ピザなどさまざま。ステーキ定食やトンカツ定食も魅力的♪

遊び場:子どもに人気のツリーハウスは隠れたフォトスポット?!

筆者撮影

フリーサイトにはツリーハウスがあります。

ツリーハウスって、なんだかワクワクしませんか? 息子たちは目を輝かせて探検していました!

上に登った息子たちに「景色がいいからおいでー」と誘われ、私も登ってみると、、、

筆者撮影

それはそれは、素敵な空間が広がっていました。この日は曇りだというのに光が差し込んで別世界に来たような気分♪

ついつい、家族写真まで撮っちゃって大満足です。

光の入り方は時間や天候によるかもしれませんが、おすすめのフォトスポットなのでぜひ行ってみてくださいね!

おまけ:多数のリスを発見! 子どもたちは大喜び

筆者撮影 道路の奥の方にリスがいるのがわかりますか?(写真中央)

キャンプをしていると、リスを発見! 道路を猛スピードでダッシュ!

朝8時~10時くらいの間、キャンプサイトから温泉に向かうこの場所で何匹見たことか……!子供たちも私も大興奮でした。

自然豊かなので、リスの他にも、夏はたくさんの昆虫にも出会えるかも。

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生き物好きな子供を持つキャンパーにはうってつけですね!

子安温泉キャンプ場をおすすめする人

ソロからファミリーまで全キャンパーにおすすめの子安温泉キャンプ場。特にどんな人におすすめなのか考えてみました。

おすすめする人① 温泉好き×「泉質」にこだわる人

出典:子安温泉HP画像参照:https://koyasu-onsen.com/onsen/

テントの設営をしたり、薪割りをしたりと、体を動かした後の温泉は最高です!

浴槽がひとつだけなので、サクッと入れるのがいいですね。キャンプでのんびり過ごすには丁度いいと思います。

ただし、サウナや露天風呂などはないので、スーパー銭湯のような多数の設備を持つ温泉をイメージしているとちょっぴりガッカリしてしまうかも。

ひとつの温泉の泉質をじっくり味わいたい「こだわり派の人」におすすめです。

おすすめする人② 素朴な雰囲気のキャンプ場を好む人

筆者撮影

子安温泉キャンプ場は、いい意味で「素朴な雰囲気」。田舎のスローな時の流れを感じられるのが魅力です。

とはいえ、必要十分な設備が整っていて、売店も充実しているので、困ることはありません。

筆者撮影

管理棟の雰囲気もレトロモダンでいい感じ。昔ながらの外観を残したまま、おしゃれに改装されていています。

子安温泉キャンプ場の注意点

実際に子安温泉でキャンプをしてみて、「失敗した~!」という出来事があったのでお伝えしておきますね。

注意点1:区画サイトの広さをしっかりチェックしよう!

筆者撮影

今回筆者は、予約していた「東屋付きサイト」に大型のツールームテントを張ることができず、サイト変更をお願いしました。

区画サイトの中でも「東屋付きサイト」は東屋にスペースを取られるため、テントと車に使えるスペースが狭くなります。

「見晴らしのいい東屋でなにかできないかな~♪」なんてワクワクしていたのですが……!涙

今回は筆者が事前確認を怠ったため、予約時のサイト指定料1,000円が消えてしまいました~。

当然のことながら、サイトの大きさをしっかり確認してから予約しましょう!

区画サイトの大きさ

  • 標準区画サイト:8m×8m程度
  • 東屋付区画サイト:6.5m×6.5mと4m×4mの東屋

注意点2:フリーサイトから温泉へは上り坂

フリーサイトは、温泉から区画サイトを越えて坂を下った先にあります。温泉まで行くときに上り坂になるので、足腰が弱い人や体力のない人には少し大変です。

逆に、温泉からキャンプサイトに戻るときは下り坂。温泉からの帰り道にまた汗をかく心配はありません。

湯冷ましにのんびりお散歩しながら戻りましょう!

温泉×キャンプって最高!『子安温泉キャンプ場』で思いっきり癒されよう

筆者撮影 区画サイトからの眺め

長野県の高山村にある『子安温泉キャンプ場』をご紹介しました。温泉はもとより、キャンプ場の雰囲気もよくて、リピートしたいお気に入りキャンプ場になりました。

温泉好きな人はぜひチェックしてくださいね!

▼長野県のキャンプ場を探している方はこちら

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