ヤンキース ドジャース3連戦からスタントンら故障者3人が復帰

ヤンキースは日本時間6月3日から敵地ロサンゼルスでドジャースとの3連戦がスタートするが、その3連戦からジャンカルロ・スタントン、ジョシュ・ドナルドソン、トミー・ケインリーの3人が戦列復帰することになった。なお、ヤンキースは3人の戦列復帰に伴い、3人分のロースター枠を確保するために、オスワルド・カブレラ、フランチー・コルデロ、マット・クルックの3人を傘下マイナーAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格させたことを発表している。

スタントンは昨年ドジャー・スタジアムで行われたオールスター・ゲームでMVPを受賞。ロサンゼルス近郊の出身のため、地元での戦列復帰が実現することになる。今季は開幕から13試合に出場して打率.269、4本塁打、11打点、OPS.854を記録。左ハムストリングを痛め、4月中旬から故障者リスト入りしていた。スタントン自身は外野守備にも意欲を見せているものの、アーロン・ブーン監督は少なくとも最初の数週間は指名打者で起用する方針を明らかにしている。

ドナルドソンは右ハムストリングを痛め、開幕直後に故障者リスト入り。今季はまだ5試合しか出場していない。ブーン監督はドナルドソンを正三塁手として起用する方針であり、ドナルドソン不在のあいだ三塁のレギュラーを務めたDJ・ラメイヒューは再び一塁、二塁、三塁を兼任するユーティリティ・プレーヤーとして起用されることになる。

ケインリーはスプリング・トレーニング期間中に右の上腕二頭筋を痛め、そのまま故障者リスト入り。マイナーでのリハビリ登板ではA級、AA級、AAA級で合計5試合に登板して防御率1.80と好投した。昨季はドジャースでプレーしており、古巣を相手に今季初登板のマウンドに上がることになるかもしれない。

なお、首を痛めてマリナーズ3連戦のスタメンを外れていたアンソニー・リゾもドジャース3連戦からスタメン復帰できる見込み。スタントン、ドナルドソン、リゾの復帰により、ヤンキースはようやくベストメンバーに近い形のラインナップを組むことができそうだ。

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