シマノが新作リールを突如発表!500番〜5000番で幅広い釣りに対応するバリュープライスリール!

手に取りやすいバリュープライスリールとして、ビギナーや幅広いアングラーに愛用されいているスピニングリールのセドナが、フルモデルチェンジを果たした。500番から5000番までラインナップし、幅広い釣りに対応するこのモデルの詳細をチェックしていこう。

>>シマノ NEWセドナのスペック<<

●文:ルアマガプラス編集部

低価格帯の普及モデルだが、上位モデルが採用する最新技術を搭載!

セドナと言えば、5000円前後で手に入る、バリュープライスリールとして人気のシマノのスピニングリール。複数の釣りを楽しむアングラーや、複数スピニングタックルを揃えたいような人にも、しっかりした基本性能で人気のモデルだ。

このセドナがフルモデルチェンジを果たす。旧モデルがリリースされたのが、番手によって異なるが、2017〜2018年。約5〜6年を経てのモデルチェンジとなる。

では、このNEWセドナがどのような技術を採用しているのか、1つずつチェックしていこう。

― 何と、サイレントドライブを採用し、静粛性が向上!

23セドナには、サイレントドライブが採用された。この機能は、フラッグシップモデルであるステラも採用する、静粛性を大きく向上させる技術だ。

具体的には、基本設計や駆動関連部品を見直し、精度を高めることでガタや隙間、揺れを徹底的に排除している。これにより、クラスを超えた使用フィールを実現。より、釣りに集中することも可能となる。(※500は未搭載)

― HAGANEギアを採用し、なめらかな使用感を実現

大きな特徴としては、スピニングリールの心臓部とも言えるギアに、シマノの独自技術のHAGANEギアを採用。HAGANEギアは、冷間鍛造技術で高い精度を実現する技術だ。

これにより、リーリング時や負荷のかかるような使用状況においても、よりなめらかな巻きごきちを体感できる技術。この、上位モデルも採用するHAGANEギアを、17セドナに引き続き、23セドナも採用。

― Gフリーボディにより、安定した使用フィールが期待できる

Gフリーボディとは、摺動機能部品をボディの上部に配置。これにより、リール全体の重心を、ロッドを握る手元に近づけより安定した、一体感のある使用感、ロッド操作感を実現する技術。これもまた、17セドナから引き続き採用。

― AR-Cスプール採用で、ライントラブルを低減!

AR-Cスプールは、特殊なスプールリングを採用しており、ラインの整流効果を生み出すことで、ライントラブルを低減してくれる。また、キャスタビリティの向上も期待でき、遠投性能のUPも謳っている。

NEWセドナの番手による使い分けとスペック

セドナの魅力は、その幅広いラインナップにもある。500番はサイレントドライブ未採用ではあるが、繊細なアジングなどにも最適なサイズ。また、1000〜C2000番は、アジングやメバル、エリアトラウトなど、その幅広いゲームに対応。

バスやトラウト、エギング、シーバスならC2500〜C3000などがオススメだ。また、堤防でのライトなショアジギ、ショアジギ、フラットフィッシュ、シーバスなどには、3000〜C5000から最適なサイズが選択できるだろう。

― シマノ NEWセドナ全14機種のスペック表

気になる発売日だが、2023年7月とアナウンスされている。ただし、500、1000、C2000S、C2000SHGは、2023年8月の発売予定。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ C2000S アジング メバリング 初心者向け


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