ホテルなどでの就業を目指す外国人技能実習生の講習施設が完成 成田市

ホテルなどでの就業を目指す外国人技能実習生の講習施設が完成 成田市

 ホテルなどでの就業を目指す、外国人技能実習生のための講習施設が千葉県成田市に完成し、6月2日、開校式と入校式が行われました。

 「成田・ホスピタリティー・アカデミー」は、観光業の人出不足が深刻化するなか、外国人を積極的に採用しようと、ホテルなどでの就業を目指す外国人技能実習生の、入国後の講習を行うために造られた施設です。

 施設には、ホテルの客室を再現した部屋が設けられていて、ベッドメイキングや清掃など、本番さながらの研修を受ける環境が整えられています。

 開校式では、成田市の小泉一成市長が、「ホテルスタッフの心得を学んで大きく成長し、活躍されることを期待します。」と挨拶し、関係者らと共にテープカットを行いました。

 また、入校式ではベトナムからの実習生30人を代表して、チャン・タン・ダットさんが、「仕事をしっかり覚えて、良いサービスができるようになりたいです」と抱負を述べました。

 実習生は約1か月の研修で、日本語のほか、おもてなしの心や文化なども学び、全国各地のホテルや旅館に配属されることになっています。

施設を管理するビレッジハウス・マネジメント 岩元龍彦 社長
「笑顔でホテルのお客さまを迎え入れてくれるサービスマンになって、日本という国を大好きになってほしい」

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