加賀市特産の春ブロッコリーの出荷が最盛期を迎え、同市作見町のJA加賀野菜集出荷貯蔵施設に2日、市内の農家が収穫した約10トンが運び込まれた。
JA加賀ブロッコリー部会によると、今季は5月5日に初出荷され、適度な降水があり、順調に生育したという。寺井清春部会長(55)は「非常に良い出来上がりとなった。ゆでて食べても天ぷらにしてもおいしい」と話した。
加賀市は北陸最大のブロッコリー産地で、農家53軒が54ヘクタールで作付けしている。7月までに北陸三県と京阪神の市場に例年並みの約300トンを届ける見込み。