言いなりは厳禁!愛犬の『おやつ催促』が止まらない時に考えるべき4つのこと

愛犬の「おやつ催促」が止まらない時に考えるべきこと

では、愛犬のおやつ催促が止まらない場合に考えておくべきこととは、どのようなことなのでしょうか。

1.ごはんの回数を増やすこと

愛犬のおやつ催促が止まらない時は、ごはんの回数を増やすことを考えてみてください。

朝と夕の1日2回に分けてごはんを与えている場合、次のごはんまでの時間が空き過ぎてしまい、お腹が空いたことによるおやつの催促が止まらなくなってしまうことがあります。

朝7時と夕6時にごはんを与えている場合、お昼12時~1時頃にもごはんを与えるようにすると、11時間もあった空腹の時間が5時間~6時間程度に抑えることができます。

このようにすることで、新しい食事のタイミングが身に着けば、お腹が空いたことによるおやつの催促が止まらない!ということはなくなるでしょう。

お留守番している時間帯なのであれば、自動給餌器の活用をおすすめします。

2.ごはんで満足してもらえる工夫

愛犬のおやつ催促が止まらない時は、ごはんで満足してもらえる工夫をするということを考えてみてください。

ごはんを食べたばかりなのにおやつの催促が止まらない…ということはないでしょうか。

お腹がいっぱいになるまでごはんを食べさせることはできませんが、工夫次第で満足させることはできます。

ごはんの早食いは満足に繋がりません。少しずつお皿に入れて与えたり、早食い防止のお皿に替えたり、早食いせずに済む工夫をするとよいです。

他にも、お湯をかけてやわらかくする方法もおすすめです。水分によってドッグフードが膨らむ分、満足感を高めることができます。

ごはんの切り替えが可能なのであれば、満腹感をサポートするドッグフードやダイエット用のドッグフードもおすすめできます。食物繊維が豊富に含まれていることで、満腹感を得やすいという工夫がされています。

3.長く楽しめるおやつ

愛犬のおやつ催促が止まらない時は、長く楽しめるおやつを与えるということを考えてみてください。

犬はほとんど咀嚼をしません。おやつを一瞬で食べ終えてしまいます。

ガムなどの硬いおやつを与えることが可能なのであれば、より長く噛み続けられるおやつを与え、噛むことで満腹中枢を刺激できるようにするとよいです。

コングなどのおもちゃの中におやつを入れて与えることができるアイテムもおすすめできます。犬が鼻先や手先を使っておもちゃを転がすとおやつが出てくるという仕組みです。

考える力もよく働かせることができますし、遊びながら楽しんでおやつを食べることができます。

4.催促には一切応えないでいること

愛犬のおやつ催促が止まらない時は、催促には一切応えないでいることを考えてみてください。

おやつの時間とおやつの量は必ず決めるべきです。年齢・健康状態・体重などに合ったおやつ選びをしてあげてください。

おやつの時間以外の催促には一切応えてはいけません。決められた量以上の催促にも絶対に応えないでください。

おやつの催促によくあるのが吠えるという行為です。おやつがもらえるまでいつまででも吠え続けます。そのように催促すればおやつがもらえる、と学習してしまっているからです。

おやつの与えすぎは必ず肥満や病気に繋がります。おやつを食べる分、ごはんを減らすことも考えなければならなくなってしまいます。

必要以上のおやつの催促には一切応えてはいけません。催促の方法が吠えるという行為だけではなく、物を破壊したり、飼い主の手を噛んだり、エスカレートしてしまう恐れがありますので注意しましょう。

まとめ

愛犬のおやつ催促が止まらない時に考えるべきことを解説しました。

おやつの催促が止まらなくなるのは、食欲を抑えることができなくなるクッシング症候群や糖尿病などの病気の可能性も考えられます。

愛犬のおやつの催促や行動があまりにも異常だと感じられる場合には、すぐに獣医師に相談しましょう。

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