“人間のように暮らしたい”思春期カメたちが地球を救う! ヴィランの姿も初解禁『ミュータント・タートルズ』新予告編

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』© 2023 PARAMOUNT PICTURES.TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES IS A TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONAL INC.

アメリカでキャラクターが誕生してから38年、コミック、ゲーム、TVアニメ、映画シリーズと様々なコンテンツを生み出してきた大人気シリーズ「ミュータント・タートルズ」。そんな“世界中で最も愛されるカメ”たち4人の新たな劇場アニメ映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』が、9月22日(金)より日本公開される。

このたび、物語の全容が明かされていく新予告が世界一斉解禁となった。

世界中で最も愛されるカメたち

カメたちとタッグを組み、“タートルズ・ファミリー”として参戦するのは、かねてより大のタートルズファンであることを公言していたコメディ俳優でもあるセス・ローゲンと、3DCGアニメーション作品『ソーセージ・パーティー』(2016)を世に送り出したコンビであるエヴァン・ゴールドバーグが本作を牽引し、監督は、「第94回アカデミー賞長編」アニメ映画賞にもノミネートされた『ミッチェル家とマシンの反乱』で共同監督としてデビューを飾った新進気鋭のフィルムメーカー、ジェフ・ロウと力すぎる布陣が実現。

カメたちの声を務めるのは、ミケランジェロにシャモン・ブラウン・Jr、レオナルドにニコラス・カントゥ、ラファエロにブレイディ・ヌーン、ドナテロにマイカ・アビーとハリウッド新時代を担っていく新鋭たちを起用。プロデューサーのセス・ローゲン自身もイノシシのビーバップ役で出演することをはじめ、痛快コメディ作品で活躍する俳優たちが顔をそろえる中、日本でも人気の高いキャラクターであるタートルズの師匠、拳法の達人・スプリンター先生役をジャッキー・チェンが担当し、サイのロックステディ役にジョン・シナ(『ワイルド・スピード』シリーズ)、本作から登場する新キャラのスーパーフライ役にアイス・キューブ(『トリプルX』シリーズ)、マッドサイエンティストのバクスター・ストックマン役にジャンカルロ・エスポジート(『ベター・コール・ソウル』『マンダロリアン』)等、各界のスーパーヒーローが重要なボイスキャストで参戦する。

新キャラクター“ヴィラン・スーパーフライ”が地球に襲来

「もう無理だよ!」「やってみなきゃ!」 ミケランジェロの“心”、ドナテロの“頭脳”、ラファエロの“勇気”、レオナルドの“誇り”、全員揃えば不可能は無い。恐れる気持ちを乗り越えて、強大な敵に立ち向かう4人のカメがついに出動する。カワバンガ!

新予告では、タートルズよりも何倍も大きなガタイと強烈なパワーを誇り、この世の中を支配せんと地球に乗り込んできた注目の新キャラであるヴィラン、初めてその姿がヴェールを脱ぐスーパーフライの暴走を止めるべく、互いを信じ力を合わせて戦いを繰り広げていく4人のカメの熱い活躍と、彼らが心を奮い立たせてこのバトルに挑む、純粋無垢ながらちょっぴり切なさも漂う理由も描かれ、本作の胸熱なストーリーの全貌がいよいよ明かされていく。

ビッグシティであるニューヨークの片隅で、不思議な液体“ミュータンジェン”に触れたことでミュータントとなったカメたちは、どうにも目立つ姿かたちから地下や路地裏で身をひそめるように日々を過ごしているが、中身は普通の人間とも変わらぬちょっとヤンチャなティーンエイジャー。みんなと学校に通ったり、恋をしてみたり、人間たちが楽しんでいる生活を一緒に送ってみたい…そんな夢を抱えながら、師匠である拳法の達人、ネズミのスプリンター先生と武術を磨いていた彼らの前に現れたのが、自分たちと同じ!?なミュータントの先輩軍団。ハエのスーパーフライを先頭に、ファンにはお馴染みのキャラクターであるサイのロックステディ、イノシシのビーバップといった顔ぶれも揃い、「仲間がいた!」と初めは喜ぶタートルズだったが、次第に雲行きが怪しくなる…そう、スーパーフライ軍団の野望は、人間たちの社会を乗っ取り、自分たちが中心となる新時代を作ることだった…。

仲良くなれると思ったけれどコレは違う、カメたちが憧れたのは人間との楽しい未来—。みんなを救うヒーローになって、人間に認めてもらうんだ。そう決意を固めて袂を分かち、ビビる気持ちにも打ち克ってスーパーフライの企みを止めるべくいざ立ち上がる!葛藤を乗り越えてバトルに挑んでいく王道的なカッコよさ、それぞれの良さを認め合う仲間との絆、そしてずっと憧れていた夢をいままさに掴もうとする若者たちの輝きも詰め込まれ、大興奮まちがいなしの仕上がりとなっている。

そしてやはり印象的なのは、新たな装いとなった“ミュータント・タートルズ”の華々しい姿を描絵した、手書き質感に宿る魅力全開のアニメーションだ。日本でも大ヒットを記録するアニメ作品は、例に漏れず「作画クオリティ」にハズレなし、その完成度と制作陣が込めた情熱にファンが舌を巻き、人気タイトルの放送後にはSNSトレンドでも「神作画」などのワードが入る光景もすっかりお馴染みとなってきた。

技術の目覚ましい進歩により、現実を超えるかのようなリアリティと美しさが極まるCGアニメーションや、激しいモーションも滑らかに描写される3DCGの活かし方など、多彩で目を見張る表現方法が追求され続けているなかで、2019年に第91回アカデミー賞長編アニメ賞を受賞した映画『スパイダーマン:スパイダーバース』を筆頭に、手書き質感の表現にトコトンこだわった逸品が再び脚光を浴びており、この予告でも見て取れるようにタートルズたちの調子乗りで愛くるしい魅力とも相性抜群。タートルズの決めゼリフが「カワバン画!」と聞こえてきそうなほど、この徹底的にこだわられた作画の痛快さも見逃せないポイントだ。

いよいよ全容が徐々に明らかとなってきた『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』。まだ“誰も見たことのない”新たなタートルズが、来る9月、縦横無尽にスクリーンで暴れまわり奮闘する。

6月16日(金)からは、全国の劇場(一部を除く)で「ムビチケ前売り券」も発売開始。嬉しい特典として、激カワ“ベイビータートルズ“のキャラ素材を使ったオリジナルステッカーが付属する。

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