旬のメロン、給食に 茨城・鉾田 2JAが4000人分提供

給食で提供された鉾田市産のメロンを食べる市立鉾田南小の児童=同市烟田

日本一のメロン産地として知られる茨城県鉾田市で2日、市産のアンデスメロンが学校給食として提供された。児童生徒は、甘くみずみずしい旬の味覚を楽しんだ。

市の特産品に誇りを持ち、農業への理解を深めてもらおうと、市が定める6月6日の「メロンの日」に合わせて毎年、メロンを給食の献立に加えている。市内にあるJA茨城旭村とJAほこたが約4千人分のメロン612玉を提供。2日までに、市内全ての小中学校と幼保施設でメロンが振る舞われた。

市立鉾田南小では、岸田一夫市長とJA茨城旭村の石崎斉専務理事、JAほこたの新堀隆代表理事専務らが、児童と一緒にメロンを頬張った。

2年の大場悠生君(7)は「みんなと楽しく甘くておいしいメロンを食べられた」と笑顔。同じく田中里緒菜さん(8)は「鉾田のメロンが日本一とは知らなかったので、みんなに教えたい」と話した。

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