鉾田さつき会(三浦泉会長)の「第47回さつき品評会」が2日、茨城県鉾田市鉾田の鉾田中央公民館で始まった。会員8人が丹精込めて育て、赤や白など色鮮やかな花を咲かせたサツキの盆栽35点が並ぶ。4日まで。
会場には鮮やかなピンクの大輪を咲かせる「大盃」や、白や赤の花が咲く「山の光」などの品種が並べられた。開催できなかった期間に亡くなった元会員、小林治郎さんから受け継いだ作品8点も展示された。
新型コロナウイルスの影響で、品評会が実施されるのは4年ぶり。会員の減少などもあり、今年は審査を行わず展示だけにとどめた。三浦会長は「育てていても披露する場がなかった。久しぶりに展示できたので、会員のやる気につながる」と話した。