新潟市の5世帯10人、腸管出血性大腸菌O157に感染

 新潟市保健所は6月2日までに、10歳未満〜80代の男女計10人が腸管出血性大腸菌O157に感染したと発表した。5世帯から検出され、集団感染ではないという。いずれも感染源は不明。うち1人は無症状で、残りの9人も、症状は回復しているか回復に向かっている。感染は5月22〜28日に確認された。新潟市保健所は「1週間に2桁はここ数年なかった」とし、食品の十分な加熱や洗浄、調理器具の使い分け、こまめな手洗いを呼びかけている。

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