宇都宮市と芳賀町が整備進める「LRT」 8月26日の開業を正式発表

 宇都宮市と芳賀町が整備を進めているLRT・愛称ライトラインが今年(2023年)の8月26日に開業することが6月2日、正式に発表されました。

 宇都宮市と芳賀町、それと運行会社の宇都宮ライトレールの3者による合同記者会見で発表したもので、宇都宮市の佐藤栄一市長が「LRT事業が必ず地方創生のモデルになると考えている」とコメントしました。

 運賃は初乗りが150円で、最大で400円。一般の人が乗れるのは開業日の午後3時以降です。

 記念事業として7月29日にライトラインが実際に走るレールの上を歩く「レールウォーク」が開催されるほか、市民らに広くメッセージを寄せ書きしてもらう「ライトラインフラッグ」なども行われます。

 LRT整備事業はJR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの14.6キロで、全線新設としては全国で初めての路線になります。

 開業をめぐっては当初予定されていた2022年3月から大規模な地盤改良工事などの影響で2度延期されていました。

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