盛岡の木の実使った新商品発売 オリーブ油に漬ける保存食

3日に発売する「ドライアロニアのオイルコンフィ」

 生産者や6次産業化プランナーらで構成する盛岡アロニア同盟(盛岡市本宮、田村瑠(りゅう)代表)は3日、同市砂子沢(いさござわ)地区のアロニアなど4種の木の実を使った「オイルコンフィ」を発売する。オリーブ油に漬ける欧州の伝統的な保存食。盛岡の特産果実の新たな魅力を提案する。

 同地区のアロニアのほか、クルミ、イチジク、クコの実を使用。国産蜂蜜とエキストラバージンオリーブ油に漬け込んだ。アロニアは特有の渋みと苦みを抑え、甘みと酸味を引き出すため、低温乾燥し、セミドライに仕上げた。

 1個110グラムで1400円。同市本宮のエムファームや菜園のカワトクなどで購入可能。3、4日は盛岡駅前通のフェザンで開催される「モリグリマルシェ」でも限定販売する。

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