第77回新潟県美術展覧会(県展、新潟日報社など主催)の新潟展が6月4日まで、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれている。閉幕が迫った2日も、多彩な作品を見ようと多くの人が来場した。
会場では日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道、写真の7部門の入賞・入選作1096点のほか、県展委員と無鑑査の作品69点を展示している。
彫刻部門には、セメントや発泡スチロールなどさまざまな素材の個性豊かな作品が並ぶ。じっくりと鑑賞していた新潟市中央区の女性(81)は「いろいろな素材に新しさを感じた」と感心していた。
新潟展は午前9時半〜午後4時半(最終日は午後3時まで)。入場料700円。大学生以下無料。巡回展は上越市が6月7日から、長岡市は14日から。