6月2日、大雨となった静岡県内では、土砂崩れや浸水が相次ぎ、堤防の決壊も発生しました。浜松市では男性1人が行方不明となっています。
<山口駿平記者>
「土砂崩れで1階部分はほとんどつぶれてしまっています」
浜松市西区では、土砂崩れにより住宅1棟が全壊し、39歳の男性が足を挟まれ、軽傷です。また、浜松市北区では土砂崩れに住宅1棟が巻き込まれ、この家に1人で住む32歳の男性と連絡が取れていません。
沼津市のきせがわ病院では一時、1.5メートルほどの高さまで浸水し、医療機器が水没するなどの被害が出ました。
<職員>
「汚水がついてるので、廃棄だと思います」
県内では線状降水帯が相次いで発生し、24時間雨量は多いところで500ミリを超えました。
JR東海は3日の始発から県内全域で新幹線、東海道線ともに運休となっています。
<東京に帰る人>
「昨日来る時はこんな事になると思わなかった」
新幹線は昼過ぎから、東海道線は午後3時から再開見込みです。