食中毒…「庄や」に入った20代男女ら2グループに異変 「嘔吐が」と保健所に通報 店員3人ノロウイルス検出

さいたま市保健所=さいたま市中央区

 埼玉県さいたま市は1日、桜区田島5丁目の飲食店「庄や西浦和店」で、ノロウイルスが原因の食中毒事件が発生したとして、食品衛生法に基づき、同日から2日間の営業停止処分にしたと発表した。20代男女ら2グループ4人が発症したという。

 市生活衛生課によると、5月28日、飲食店利用者の家族から、「5月26日に家族と同僚らが飲食店を利用し、27日夕から下痢、嘔吐(おうと)などの症状が出ている」と市保健所に通報があった。調査したところ、発症者4人の共通食が同店で提供された食事に限定され、4人と同店従業員3人からノロウイルスが検出されたことから断定した。

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