千葉ジェッツ、躍動の今季報告 リーグ新24連勝、天皇杯V、驚異の勝率… 船橋市長「ホームタウンとして誇り」

船橋市役所を訪問した(後列左から)佐藤選手、ロー選手、米山選手=2日

 男子バスケットボールで、天皇杯優勝とBリーグ1部(B1)東地区優勝に輝いた千葉ジェッツふなばしの佐藤卓磨選手(28)らが2日、ホームタウンの船橋市役所を訪れ、松戸徹市長に今季の結果を報告した。惜しくもB1チャンピオンシップは準優勝となり3冠は逃したものの、連勝数と勝率でリーグ新記録を樹立。佐藤選手は「最後は残念だったが、多くの記録を立てることができた。チームとして今まででベスト」と振り返った。

 チームは今季、リーグ新記録となる24連勝と、53勝7敗の驚異的な勝率を記録。チャンピオンシップ決勝では琉球ゴールデンキングスと激闘を繰り広げた。松戸市長は「ホームタウンとして誇りに思う。来シーズンも頑張ってほしい。来年こそパレードを」とエールを送った。

 主将のヴィック・ロー選手(27)と、米山ジャバ偉生選手(21)も同席。ロー選手は「こんなに記録を打ち立てられるとは想像していなかったのでうれしい。環境をつくってくれた船橋市の皆さんに感謝している」と、熱い支えへのお礼を口にした。

 シーズン途中に加入した米山選手は「いろいろな方のサポートがあってコートに立てた。来シーズンも頑張っていく」と決意を新たにした。市長からジェッツブースター(ファン)の応援ぶりを問われると「歓声がすごいのでちょっと緊張する」と笑顔で明かした。

 選手とジェッツの田村征也社長らは同日、練習場などがある八千代市の市役所も訪れて今季を報告した。

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