契約満了迫るカンテ、サウジアラビア行きの可能性も?

[写真:Getty Images]

契約満了が目前に迫るチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテ(32)だが、去就はいまだ不確定だ。イギリス『90min』が伝えている。

世界最高峰のボランチとして名高いカンテ。しかし、今シーズンは開幕当初からハムストリングのケガで長期離脱し、結局、公式戦の出場が9試合のみに。カンテ不在がチェルシーの低迷に影響した部分は少なからずあるだろう。

契約も今月末までとなっており、このままいけば7年間過ごすチェルシーをもうすぐ退団することに。今年初めに延長で大筋合意に達するも、その後の話し合いは停滞してきたという。

その裏では、マーケティング戦略も含めて自国フランスの選手を欲するパリ・サンジェルマン(PSG)がカンテの代理人と協議中。カンテ本人が全ての選択肢にオープンな姿勢のためか、代理人はセリエAやサウジアラビアのクラブとも顔を合わせているとのことだ。

もちろんチェルシー残留も選択肢のひとつで、近日中にマウリシオ・ポチェッティーノ新監督と面談する予定。一方、スカッドの大幅アップデートを目論むチェルシーはセントラルハーフの補強も例外でなく、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)、スポルティングCPのウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(22)らとの交渉が注目されている。

チェルシー、ひいてはロンドンへの愛着が人一倍強いと言われるカンテだが、フリー移籍で新天地へ向かうこととなるのだろうか。

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