なぜ川崎フロンターレは「ミズノのスパイク」を履いている選手が多い?中村憲剛に聞いてみた

6月1日は「モレリアの日」!

ミズノの名スパイクは国内外で数多のプレーヤーたちに愛され、本日各地で開催されているJリーグでも多くの試合でモレリアを履いた選手がプレーしている。

残念ながら台風の影響によりヴィッセル神戸戦が延期となってしまった川崎フロンターレは、家長昭博や大島僚太を筆頭にミズノのスパイクを履く選手が多いチームとして知られる。

その理由はどんなところにあるのか―。

「モレリアの日」に都内で行われたトークイベント後、モレリアをこよなく愛する川崎の中村憲剛FROに聞いてみた。

「…いやらしい話、自分が履いているのを見た後輩たちがいっぱいいるというのもあると思いますし、例えば大島僚太だったり長谷川竜也(現横浜FC)なんかはもともと(ミズノと繋がりの深い)静岡学園時代から履いているのでそういうのもあったりとか、色々な理由が多分あると思います。

ただやっぱり、こだわる、特にボールをしっかりと操る、しっかりボールを止めて蹴るということに関して言うと、これ以上のスパイクは、僕自身はないと思っているので、ことあるごとに『いいぞいいぞ』と布教活動みたいなことはしていましたし、実際に自分のパフォーマンスを見て後輩が『あ、いいな』と思ったかもしれないです。

まあ、それ以前に、シンプルに軽くて、素足感覚でプレーができて、ボールを自分の思った通りにと操れるという、もうこのモレリアの特長がおそらく多くの選手に刺さったんじゃないかなと思いますので、最初の答えはカットしてください…ちょっと傲慢な答えでした(笑)」

ちなみに中村氏が上の写真で持っているのは、引退試合となった2021年1月1日の天皇杯決勝を前にミズノから贈られた、フロンターレカラーの特別な『モレリア 2 JAPAN』。

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試合で使用することはなかったものの、中村氏は表彰式でこのスパイクを履き、天皇杯の優勝トロフィーを掲げながら現役に別れを告げている。

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