悪天候&濃霧で1Rは順延 暫定首位に阿部未悠

1Rは濃霧のためサスペンデッドが決まった(撮影/今井暖)

◇国内女子◇リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目(3日)◇朝霧ジャンボリーGC(静岡県)◇6687yd(パー72)

悪天候によるコースコンディション不良のため、当初の予定から4時間30分遅れの午後0時にスタートした第1ラウンドは、濃霧の影響で午後5時19分に中断。その後、天候の回復が見込めないためサスペンデッドが決定。出場108人(途中棄権1人)のうち、3人しかホールアウトできなかった。

競技はすでに36ホールに短縮されており、最終日の4日に1Rの残りと最終Rを行うが、競技成立のために2019年からツアー規定に組み込まれたセカンドカット(※)を行い、最終Rをプレーする人数を絞り込む可能性もある。

現時点では、2ホールを残している阿部未悠が7アンダーの暫定首位。阿部の1組前をプレーしていた泉田琴菜、ともに3ホールを残している工藤遥加と柏原明日架、8ホールを残している小祝さくらの4人が4アンダーで並んでいる。

ホステスプロの岩井明愛、岩井千怜は9ホールを終えて2アンダー。同じくホステスプロとして臨んでいる青木瀬令奈、成田美寿々も9ホールを終えて1アンダーで並んでいる。

3週連続優勝のかかっている山下美夢有は9ホールを終えて1アンダー。前年大会覇者の稲見萌寧は同じく9ホールを終えてイーブンパーとしている。

※ツアー規定第40条(競技コンセプト・セカンドカット)抜粋
3.競技委員会は、規定ホール数終了及び競技成立のために、決勝ラウンドの人数を減らすこと(以下セカンドカット)ができる。なお、セカンドカットされた選手には、その時点の順位により賞金が支払われるものとし、セカンドカット後の最少人数は30位タイまでとする。実施されれば、2021年「資生堂レディス」以来3度目。

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