金子貴俊 茨城県五霞町で植物の恵みに感動「ハチミツのようなタレントになりたい」

タレントの金子貴俊が、3日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。茨城県猿島郡(さしまぐん)五霞町(ごかまち)を訪れ、宮川大輔とともにハチミツを使った料理を堪能した。

オープニングで宮川から「今日の食材は何だと思いますか?」と、問われ「スーパーでレンコンを買うと、必ずと言っていいほど“茨城”って書いてあるから、レンコンじゃないですか?」と、庶民派ぶりを発揮しながら、今日の食材を推測した金子。その後、待ち合わせた名人にヒントを聞くと「自然に恵まれて作るもの」と言われた金子は「大体そうですよね!?」と、さらなるヒントを催促。名人が「植物からとるもの」と言うと「植物の恵みと言えば・・・♪ハチミツ食べたいな~」と、即興で歌を披露し正解。そのまま名人の養蜂場へ向かった。

養蜂場を訪れた金子貴俊
養蜂場を訪れた宮川大輔

初夏に咲く柑橘(かんきつ)系の花の蜜を集めた巣箱の中には、ハチミツがたっぷり。新鮮なハチミツを採取し、まず名人が作ったのは『ハニージンジャーエール』。すりおろした新ショウガとハチミツを和え、炭酸水を入れミントを乗せれば完成。金子は「あ~、これキャンプとかでやろうかな」と興味津々で、一口飲むと「うま~い!ショウガの香りもブワーってさわやかなんですけど、しっかりとハチミツの香りも負けてないです。フレッシュ~!」と、両手を広げて美味しさを表現した。

ハチミツを採取した宮川大輔と金子貴俊
『ハニージンジャーエール』を堪能する金子貴俊

そして、名人の奥様が登場し“超簡単ハチミツレシピ”として紹介したのが『ハニーチーズトースト』。モッツァレラチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、ブルーチーズの4種類をぜいたくに乗せ、焼き上がったトーストの上にたっぷりとハチミツをかけて完成。一口ほおばった金子は「おいしー!こんなの食べたことない!いろんなチーズの美味しさが複雑に絡むんですけど、このハチミツが全部を1つにしてくれる」と、食リポした後「今までの人生で1番うまいトーストです!」と絶賛した。

待ち遠しい様子の宮川大輔

続いては『ハニーマスタードチキン』。旨味たっぷりでしっとりとした肉質が魅力の地元名産・つくば鶏の上に、ハチミツ、マスタード、酒を合わせたハニーマスタードソースをかけてフライパンで焼くというシンプルな料理。それだけにハチミツの味がより引き立つだけあって、金子は「結構マスタードが効いてるんですよ。酸味とか強すぎるかなと思ったら、ハチミツが抑えてくれて。鶏肉の旨味が立つわ~」と、しみじみ。

3品目からは野菜ソムリエの資格を持つ名人の先輩が登場。ハチミツのポテンシャルを活かしたアイデアレシピとして紹介したのは『ハニーいなり寿司』。鍋に、しょうゆ、だし汁、そしてハチミツを入れ、油揚げを煮ると、砂糖を使わないため低カロリーになるという。さらにしょうゆとハチミツにマグロの赤身を漬けると中トロのような甘さと柔らかさになると言い、また、酢飯にもハチミツという、まさにハチミツ尽くし。仕上げは、軍艦巻きのようないなり寿司の上に、漬けマグロと、たくあん、大葉を乗せ完成。一気に一口で入れた宮川は「うまい!」と、ひと言。金子は「中トロが大トロになってます」と、マグロの味を絶賛した。

ハチミツ料理を堪能した一行

最後の乾杯メニューは『スペアリブのハチミツ煮込み』。茨城のブランド豚・ローズポークを、赤ワイン、ハチミツで煮込むとふっくら柔らかくなると言い、1時間ほど煮込んだ後、赤みそを溶かして完成。柔らかく煮込まれたポークを口にした金子は「ハチミツパワーすごい!和でも洋でも全部合う。素晴らしい!ハチミツのようなタレントになりたい」と、ハチミツをマルチタレントに例えながら、番組を締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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