千葉市の海岸に死んだスナメリ 体長1.9メートル 大雨の影響か

検見川の浜に打ち上げられたスナメリとみられるもの=3日午後4時40分ごろ、千葉市美浜区(読者提供)

 3日午後2時55分ごろ、千葉市美浜区の検見川の浜で、通行人の男性から「イルカかクジラか分からないが、1メートルくらいの魚がいる」と千葉西署に通報があった。署員らが駆け付けたところ、砂浜に体長約1.9メートルのスナメリ1頭が打ち上げられ、既に死んでいた。大雨の影響で迷い込んだとみられる。

 千葉港湾事務所によると、スナメリが打ち上げられていたのは波打ち際から約5メートルの砂浜。同所は海に流されないようブルーシートで固定した。今後は県立中央博物館が対応する。

 同所の担当者は、東京湾沿岸でスナメリの目撃情報が寄せられることもあるとした上で「台風や大雨の影響で迷い込み、打ち上がったのではないか」と推測した。

検見川の浜に打ち上げられたスナメリとみられるもの(左)=3日午後5時半ごろ、千葉市美浜区

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