犬がお腹を見せる『へそ天』どんな心理なの?4つの気持ちや注意すべきこととは?

犬が『へそ天』している時の心理

犬が仰向けでお腹を見せる体勢のことを「へそ天」と呼びます。普段は見えないモフモフのお腹が見えるのは、犬好きにとってはたまりませんよね。

ところでみなさんは、犬がへそ天をする理由をご存知でしょうか。

ここでは犬が仰向けになっている時の心理を紹介しますので、犬を飼っている方は「うちの子にはどれが当てはまりそうかな?」と考えてみてくださいね。

1.お腹を撫でてほしいな~♡

犬は飼い主に甘える時にお腹を見せることがあります。お腹を撫でて欲しかったり、遊びに誘ったりする時にへそ天になることが多いでしょう。

単純にお腹を撫でてもらいたくてへそ天することもありますが、なかには以前お腹を見せた時に飼い主が喜んだことを覚えていて、気を引くためにわざとへそ天をする犬もいるようです。

2.暑いよ~

夏になると愛犬がへそ天で寝ることが増えてきませんか。丸まって寝ると熱がこもって暑いため、気温が高くなってくると犬はお腹を見せて寝るようになるのです。

運動の後などは仕方ありませんが、へそ天で寝苦しそうにしている時はクーラーの温度を調節してあげると良いかもしれません。

3.安心してリラックス♪

お腹は犬にとって急所の部分です。そのお腹を上にして熟睡しているのは、犬が心から安心してリラックスしている証。家を自分の居場所だと認識し、家族のことを信頼しきっているのでしょう。

お家にお迎えしたばかりの頃は見せなかったへそ天で愛犬が寝ているのを見ると、飼い主さんは嬉しくなりますね♪

4.あなたに服従します!

犬にとってお腹を見せる行為は「降参します」「あなたに服従します」という意思表示でもあります。

耳を倒す、尻尾を下げる、上目遣いになるなどの仕草とともにへそ天をする時は、服従や降参を意味しているでしょう。

犬がへそ天している時の注意点

愛犬がへそ天をして熟睡している姿はとても可愛らしく、ついつい触りたくなる飼い主さんも多いでしょう。しかし、へそ天をするたびに触られると犬はゆっくり睡眠を取ることができません。

睡眠不足はストレスに繋がり、健康にも悪影響です。愛犬がへそ天で眠っている時はできるだけ触らないようにしてあげてくださいね。

また、暑さでお腹を見せている場合は熱中症を起こす可能性があります。へそ天しているだけでなく、呼吸が荒い、体が熱いなどの症状があればすぐに室温を下げるようにしましょう。

まとめ

犬がへそ天をしている時の心理をご紹介しました。

急所であるお腹を見せるのは、飼い主さんを信頼している証拠。つい触りたくなりますが、寝ている時はそっと見守ってあげましょう。

犬が甘えてへそ天をしてきたタイミングは、ボディチェックのチャンスでもあります。お腹を触ってしこりや腫れがないか、痛がる様子はないかなど確かめると健康チェックに役立ちますよ。

愛犬の仕草から心理を読み取れば、さらに絆は深まるはずです。ぜひこの記事を参考にして、愛犬のへそ天の意味を考えてみてくださいね。

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