中山選手にスケボー学ぶ 富山県小矢部市でイベント

子どもの手を取り滑りをサポートする中山選手(左)=三井アウトレットパーク北陸小矢部

 東京五輪スケートボード女子ストリート銅メダルの中山楓奈(ふうな)選手(龍谷富山高校3年、ムラサキスポーツ)を招いた競技の体験イベントが3日、富山県小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部で開かれた。中山選手がボードの乗り方などを教え、魅力を伝えた。

 アウトレット敷地内に期間限定でオープンしているスケートパークを会場に、アウトレットとムラサキスポーツが企画。パークは中山選手が監修した。

 午前と午後の部に、合わせて約40人が参加。中山選手やムラサキスポーツのスタッフらが基本的なボードの乗り方などを指導した。中山選手はリラックスした様子で、参加者の手を取りながら滑りをサポート。サイン会もあった。

 県内外の有名スケーターによるデモンストレーションもあったが、中山選手は参加しなかった。5月に東京で行われたストリートの新設大会「UPRISING TOKYO」で左鎖骨を負傷したため。マネジメント会社によると、6月下旬にローマで開かれる2024年パリ五輪予選第3戦への出場は「検討中」という。

自ら手本を見せながらボードの乗り方を教える中山選手(中央)
スケートボードに乗る子どもを見守る中山選手(左)
スケートボードの基礎を教える中山選手(中央)
多くの子どもらが参加した体験会
講師からスケートボードの乗り方を教わる子ども
課題をクリアし、講師とハイタッチする子どもたち

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