新潟MF伊藤涼太郎がシント=トロイデンに完全移籍へ、地元紙が報道「中盤を強化する」

[写真:©︎J.LEAGUE]

アルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎(25)が、シント=トロイデンに完全移籍する可能性があるようだ。ベルギー『Het Belang van Limburg』が伝えた。

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昨シーズンから新潟でプレーする伊藤。今シーズンは明治安田生命J1リーグで16試合に出場し7ゴールを記録。6年ぶりのJ1を戦う新潟を牽引している。

高いパフォーマンスを見せる伊藤には日本代表入りの期待も寄せられる中、セルティックが獲得に動き出しているとスコットランドでは報道されている。

そんな中、新たな移籍先候補としてシント=トロイデンが浮上。獲得に迫っているようだ。

『Het Belang van Limburg』は伊藤は「中盤を強化する」と伝え、「前でも後ろでもプレーできる」と現在プレーするトップ下やボランチでもプレーが可能と評価している。

シント=トロイデンは新シーズンからかつてヴィッセル神戸を指揮したトルステン・フィンク監督が就任。かつてはケヴィン・マスカット監督(現:横浜F・マリノス)も指揮しており、伊藤のことはよく把握しているという。

シント=トロイデンは今シーズンもGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW岡崎慎司、FW林大地、FW原大智と日本人選手が5名在籍。初めてヨーロッパに挑戦するには、環境としても打ってつけ。橋岡は浦和時代にチームメイトでもあったため、情報も入っているはずだ。

伊藤は浦和レッズでキャリアをスタート。しかし、高い選手層の壁にぶち当たり、水戸ホーリーホック、大分トリニータで武者修行。浦和に復帰するも出番は増えず、2022年に新潟へと完全移籍した。

すると、J2を戦っていた新潟でブレイク。チームの6年ぶりのJ1昇格に貢献し、今季の活躍につながっている。

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