２部降格に伴い再びフリーに。
シャルケ04で今季プレーしたカタール・ワールドカップ（W杯）日本代表DF吉田麻也が６月２日、自身のSNSを更新して、シャルケのファンとサポーターに感謝のメッセージを送った。ドイツ語で「間違いなく恋しくなります。私を快く迎えてくれて本当に有難うございました」と綴っている。
イタリア・セリエＡのUCサンプドリアを退団し、今季フリーとなってシャルケに加入。途中ではゲームキャプテンを担い、一時は１部残留圏まで導いた。しかしシーズン終盤は出場機会を得られず、チームも２部降格に。１年間の延長オプションの条件（『キッカー』によると公式戦25試合以上出場と言われる）を満たしていたが、１部残留時に限るため、２部降格に伴い再びフリーになる。
吉田はドイツ語で、次のように『去る』『別れ』という言葉は使わず、ファン・サポーターに心からの感謝を伝えている。
「私たちは長く、厳しいシーズンを過ごしてきました。しかし最後、望まぬ結果に終わってしまいました。私は改めてファンの皆さんに心から感謝を伝えたい。
その雰囲気はホームにいても、アウェイでも、途轍もなく信じられないものでした。間違いなく恋しくなります。ありがとう、私を快く迎えてくれたこと。
来シーズンの皆さんの成功を祈っています。心からの感謝と幸運を。
一度シャルカーになれば、いつまでもシャルカー」
以前には古巣である名古屋グランパスが吉田獲得に動いた。このタイミングで、日本復帰はあるのか。あるいは実績を積んできたヨーロッパでの戦いを優先するのか。34歳のセンターバックの進路に注目が集まる。
