県産酒、楽しく飲み比べ 山形でフェア始まる

日本酒やワインなど県産酒の飲み比べを楽しもうと多くの人が訪れた日本一美酒県山形フェア=山形市・やまぎん県民ホール前特設会場

 県産の日本酒やワイン、食を一堂に集めたイベント「日本一美酒県山形フェア」が3日、山形市のやまぎん県民ホール前特設会場で始まった。県内外から多くの愛飲家が訪れ、全国トップ級の品質を誇る県産酒の飲み比べを楽しんだ。

 県内の酒蔵48蔵とワイナリー18社が自慢の日本酒、ワインを用意した。本県最高峰の酒造好適米「雪女神」を使った純米大吟醸酒をはじめ、大吟醸酒、純米酒の他、数々の受賞歴があるワイン、地元醸造家によるクラフトビールなど幅広い酒が並んだ。芋煮や米沢牛串焼き、ラーメンなど多彩なグルメも提供された。

 開始から30分足らずで完売になるブースもあり、酒蔵やワイナリーの担当者と来場者が酒談議を交わす姿も見られた。山形市の大平愛友さん(23)、小野匠美さん(23)は「いろいろなお酒があって楽しい。普段飲まないような銘柄を飲めるのが良い」と話した。

 県酒造組合や県ワイン酒造組合、県などによる実行委員会が主催し、昨年9月に続き2回目。2部制で定員は各2千人だが、この日は前売り券が完売した。

 最終日の4日は試飲チケット10枚つづりの当日券を3500円で販売する。酒の種類によって試飲チケットの必要枚数が違う。開始時間は午前11時と午後3時。

日本酒やワインなど県産酒の飲み比べを楽しもうと多くの人が訪れた日本一美酒県山形フェア=山形市・やまぎん県民ホール前特設会場
日本酒やワインなど県産酒の飲み比べを楽しもうと多くの人が訪れた日本一美酒県山形フェア=山形市・やまぎん県民ホール前特設会場
日本酒やワインなど県産酒の飲み比べを楽しもうと多くの人が訪れた日本一美酒県山形フェア=山形市・やまぎん県民ホール前特設会場

© 株式会社山形新聞社