ユナイテッドがフレッジ放出を容認へ…今季は自己最多56試合出場も

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドがブラジル代表MFフレッジ(30)の放出を容認するようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

2018年6月にシャフタール・ドネツクから移籍金総額5200万ポンド(約90億6000万円)で加入したフレッジ。在籍5年目の今シーズンはいずれも加入後自己最多となる公式戦56試合出場、6ゴールという数字を記録した。

一方、クラブに6年ぶりの主要タイトル(EFLカップ)獲得をもたらしたエリク・テン・ハグ監督がセントラルハーフの大幅アップデートを要望しているのはユナイテッドファン周知の事実。すでにチェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウント(24)との個人間合意があるとされている。

複数の選手を補強するにあたって、既存戦力を削ることも考えられ、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)、元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(26)、そしてフレッジも放出候補に。また、オーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(29)も保有元のバイエルンへ返却すると言われている。

フレッジに関してはウェストハムやフルアム行きが噂されているなか、実際にオファーが届いた場合、最終決定は選手本人に委ねる方針。ユナイテッドは適切な移籍金であれば放出を躊躇せず、一方で引き続き戦力に数えることにも抵抗はないとのことだ。

今シーズン途中には南米出身選手としてクラブ史上2人目となる通算200試合出場を果たしているフレッジだが、3日に行われたFAカップ決勝戦のマンチェスター・ダービーがユナイテッドでのラストゲームになるかもしれない。

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