位置情報✕バッテリー?充電レンタル”ChargeSPOT”がスマホゲームと異色のコラボ。香港での取り組み

コンビニや駅前・公衆電話などで多く見かける 充電器レンタルサービスの「ChargeSPOT」が香港において ゲームフィケーションを活用したスマートフォンゲームとのコラボレーション イベントを開催したことを発表した。

「ChargeSPOT」とはスマートフォンなどの充電をおこなうモバイルバッテリー(充電器)を借りることが出来るサービス。2018年の日本初上陸 以降わずか一年で7000台の充電スポットの設置を行い、わかりやすい料金設定や「一度借りたら別のスポットに返却可能」という利便性から、急速に知名度を獲得。現在では日本全国47都道府県に設置が進んでおり、充電器レンタルサービスでは95%のシェアを誇る人気サービスとなっている。

日本国内にとどまらず、香港・台湾・タイ・中国とグローバルに展開を進めており、このたび新たな取組の一環として、香港においてゲーミフィケーションを活用したコラボレーションが始まった。

コラボ先は6月1日(木)より香港・台湾でサービスを開始したスマートフォンゲーム「Dawn of Victory」で始まっており、内容は「ChargeSPOT」の場所を活用し、設置場所におけるバッテリーレンタルをトリガーとしたPvPを行うというもの。コラボ通じ、プレイヤーは特定のチャージスポットに出向きゲームに参加をすることにより、ゲーム内での限定アイテムなどを得ることが可能になるという。

Dawn of Victoryゲーム画面

今回コラボに至った理由として運営会社の株式会社INFORICHは「元来、バッテリーの消費が早いスマートフォンゲームは、モバイルバッテリーと非常に親和性の高い商材であること」を挙げている。外出先の”ゲームプレイ”でネックとなる充電不足の解消を”ゲームプレイ”で補完することが出来るという、ユーザーにとって一石二鳥の施策となっている。

同社はこのゲームタイトルとのコラボについて「設置場所への集客導線として展開、及びバッテリースタンドのサイネージ等を活用したあらたなメディアチャンネルとしての価値向上などにつなげてまいります」としており、日本国内でも同様の展開を予定していると説明している。

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