日本航空石川が遊学館の猛追を抑え決勝進出 春の北信越高校野球大会2023準決勝

 第148回北信越地区高校野球大会は6月4日、石川県で準決勝2試合が行われ、第2試合は日本航空石川(石川2位)が7-6で遊学館(石川3位)を下し、決勝進出を決めた。

日本航空石川 010  204  000…7 000  010  032…6 遊学館

午後1時10分試合開始

■日本航空石川 田中大翔、深井颯馬、鞠谷優ー赤星智紀 ■遊学館 山崎塁生、松岡歩夢、野坂陸渡、倉田涼輝、平悠希ー苅安陸

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 日本航空石川は二回、4番打者・岩﨑剛大の右前打が敵失を誘い無死三塁のチャンス。続く赤星智紀の中前打で1点を先制した。四回には敵失と段日向樹、寳田一慧の連打で1死満塁と攻め、田中大翔の三ゴロの間に三走が返り2-0。続く小林凛はレフトへはじき返し3点目を奪った。六回には2死一塁から小林の右翼線への三塁打で4点目。さらに藤本俊介、渡邉太晴、岩﨑の3連打で7-1と点差を広げた。

 遊学館は3点差を追う五回、2四球と暴投で1死二、三塁の好機を作ると、岩谷波瑠が中前へ運び1点を返した。八回には四球と吉本翔麿の左前打で無死一、二塁とし苅安陸の左中間二塁打で1点を返すと、無死二、三塁から安井快斗の内野ゴロが進塁打となり3-7。さらに山口凌空の内野安打で3点差に詰め寄った。九回裏は岩谷の左前打、倉知幸我の二塁打で無死二、三塁のチャンス。松村拓武の内野ゴロ、吉本の犠飛で2点を加え1点差に詰め寄ったが、反撃もここまでだった。

 第一試合は星稜が帝京長岡(新潟1位)を下しており、決勝は石川県勢対決となった。決勝戦は6月6日午前10時プレーボール予定。

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