旭化成が2年連続19度目V 柔道の全日本実業団体

男子1部で優勝した旭化成Aの選手ら=四日市市総合体育館

 柔道の全日本実業団体対抗大会最終日は4日、三重県の四日市市総合体育館で行われ、体重無差別5人制で争う男子1部は旭化成Aが2年連続19度目の優勝を果たした。初の頂点を狙ったパーク24との決勝は、2人目の中野寛太が指導差で制して1―0で競り勝った。

 準決勝は日本製鉄に1―1の内容差で勝利。羽賀龍之介、王子谷剛志、太田彪雅の全日本選手権優勝経験者を軸にした厚い布陣で勝負強さを示した。東京五輪金メダルで5月の世界選手権81キロ級3位の永瀬貴規は出場しなかった。3位は日本製鉄と日本中央競馬会。

 男子2部はパーク24が制した。

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