大雨で土砂崩れが起きた浜松市の現場で見つかった遺体は、この家に住む35歳の男性と判明しました。

3日午後11時半ごろ、浜松市北区引佐町の土砂崩れ現場から、木造家屋の1階北側付近で男性の遺体が見つかりました。遺体はその後の調べでこの家に住む35歳の男性と判明しました。
4日午後5時から浜松市の中野祐介市長が会見を開き、男性の家とその周辺が土砂災害警戒区域に指定されていたことを明らかにしました。
また、男性は去年まで浜松市が運営する地域活性化を目的とした支援活動を2年間行っていて、任期を終えた後も引佐町に定住していたと説明しました。

浜松市 中野祐介市長:「今後のさらなる活躍を期待していただけに、非常に残念でならない。ご冥福を心からお祈りする」
中野市長は5日、土砂災害が発生した現場の視察を行うということです。