古橋亨梧がプレミア挑戦か? トッテナムが45億円程度を用意し、移籍噂のエース後釜に検討へ…新監督も去就に影響か

[写真:Getty Images]

日本代表FW古橋亨梧(28)がプレミアリーグに挑戦する可能性があるという。

2021年夏にヴィッセル神戸からヨーロッパへと渡り、セルティックでプレーしている古橋。すぐにチームの得点源となるも、1年目はシーズン途中に負傷し、多くの試合を欠場した。

迎えた2年目の今シーズンは開幕からゴールを量産。チームは、スコティッシュ・プレミアシップ、スコティッシュカップ、スコティッシュリーグカップの国内3冠を達成。古橋は27ゴールを決めてリーグ得点王に輝くなど、シーズン50試合で34ゴールを記録し、大躍進のシーズンとなった。

来シーズンもセルティックのエースとしての活躍が期待される一方で、当然他のクラブもその得点力に目をつけている。そんな中、イギリス『サン』がプレミアリーグ挑戦の可能性を報道。イングランド代表のエースの後釜になると報じた。

セルティックと古橋の成功の裏にあるのは、アンジェ・ポステコグルー監督の存在。横浜F・マリノスの監督時代から目をつけていた古橋を呼び寄せ、見事にエースとして躍動。ただ、そのポステコグルー監督は、トッテナムから関心が寄せられている。

アントニオ・コンテ監督が解任され、新シーズンは新たな監督を探しているものの、候補者にはことごとく断られている。

その中で最有力候補にあがっているのがポステコグルー監督。本人は去就については触れていないが、トッテナム側は自信を示しており、セルティックのシーズンが終わったこともあり、来週にも発表する可能性があるとされている。

そして『サン』の指摘によると、ポステコグルー監督が古橋を呼び寄せる可能性が高いとのこと。自身が信頼を置くストライカーを連れてくることはよくあることで、古橋は大きなステップアップを果たすことになるかもしれない。

トッテナムにはイングランド代表FWハリー・ケインがエースとして君臨。しかし、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドが強い関心を示し、そろそろチャンピオンズリーグ(CL)での結果を求めたいケインが退団を望んでいるという話が出ている。

契約も2024年夏までとなっており、延長交渉が上手くいっていない状況。フリーで手放すぐらいならばと、今夏移籍する可能性が大きく騒がれている。

エースが不在となる中で、仮に新監督にポステコグルー監督が就任するとなれば、古橋の移籍も加速するはず。2500万〜3000万ポンド(約43億7000万〜52億3000万円)の移籍金を用意するという。

果たしてどうなるのか。ケインの移籍、ポステコグルー監督就任が条件とはなりそうだが、プレミアリーグにまた1人、日本人選手が加わる可能性がありそうだ。

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