泉谷駿介110m障害日本新記録でV・日本陸上最終日

泉谷駿介110m障害日本新記録でV・日本陸上最終日

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6月4日、第107回日本陸上競技選手権大会(大阪・ヤンマースタジアム長居)最終日。 男子110メートル障害決勝で泉谷駿介(住友電工)が13秒04の日本新記録をマークし選手権3連覇。ブダペスト世界選手権(8月)の代表に内定した。 男子100メートル決勝は、坂井隆一郎(大阪ガス)がサニブラウンらを抑えて嬉しい初優勝。女子200メートル決勝は君嶋愛梨沙(土木管理総合)が優勝し、100メートルと合わせて2冠達成。また女子5000メートル決勝は、田中希実(NewBalance)が1500メートルに続いて優勝し2冠達成となった。 大会の最優秀選手は共に日本新記録を樹立した、110メートル障害の泉谷駿介と女子三段跳びの森本麻里子が選ばれた。

日本陸上選手権大会最終日。開場前から多くの人が詰めかけたヤンマースタジアム長居

多くの来場者で盛り上がった日本陸上選手権大会最終日

昼には大会プログラムにも記載がある競技のキャラクター50mが行われた。参加メンバーは(右から)アスリオン(日本陸連)、ロビー(セレッソ大阪)、マダム・ロビーナ(セレッソ大阪)、レッドハリー(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)

1位フィニッシュはセレッソ大阪のロビー

応援で来場している大阪・関西万博のミャクミャク(右から2体目)と共に記念撮影をおこなうキャラクター達

男子110メートル障害決勝。泉谷駿介(左)と高山峻野(右)争いに

最後のハードルを越える泉谷駿介

13秒04のタイムで優勝した泉谷駿介。自身が持つ日本記録を0.02秒更新し、選手権3連覇を決めた

2位高山峻野(左)と健闘を称えあう泉谷駿介

男子110メートル障害表彰式後の記念撮影を行う泉谷駿介(中央)、2位高山峻野(左)、3位横地大雅(右)

日本新記録を樹立した掲示板でフォトセッションをおこなう泉谷駿介

ブダペスト世界選手権への代表が内定した2位の高山峻野(左)と共にフォトセッションを行う泉谷駿介

男子100メートル決勝メンバー

準決勝を全体のトップで決勝を迎えた地元大阪の坂井隆一郎が、10秒11をマークし初優勝

ガッツポーズを見せる、初優勝の坂井隆一郎

サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)は最下位に終わった

フォトセッションをおこなう坂井隆一郎

初優勝を飾った坂井隆一郎、2位栁田大輝(左・東洋大)、3位小池祐貴(右・住友電工)

女子200メートル決勝は、君嶋愛梨沙が2位に0.32差を付け優勝

ゴール後ガッツポーズを見せる君嶋愛梨沙

健闘を称えあう君嶋愛梨沙

100メートルと合わせて「2冠」ポーズをとる君嶋愛梨沙

女子200メートル表彰式後の記念撮影を行う君嶋愛梨沙(中央)、2位鶴田玲美(左・南九州ファミリーマート)、3位久保山晴菜(右・如水会 今村病院)

女子5000メートル決勝。先頭集団でレースを進める田中希実(右から2人目)と、廣中璃梨佳(同3人目:日本郵政グループ)

多くの観客が見つめる中、田中希実を先頭に周回を重ねる女子5000メートル

残り一周でスパートし、2位以下を引き離す田中希実

15分10秒63で優勝し連覇となった田中希実

5000メートルの日本記録を持つ廣中璃梨佳は、怪我で練習ができなかった影響もあってか21位に終わった

2年連続で2種目制覇となった田中希実

メダルを手に笑顔で写真撮影に応じる田中希実(中央)と2位加世田梨花(左)、3位小海遥(右)

大会最優秀選手には共に日本新記録をマークした、男子110メートル障害の泉谷駿介と女子三段跳びの森本麻里子が選ばれた

フォトセッションを行う最優秀選手賞の泉谷駿介と森本麻里子

日本陸連マスコットのアスリオンと共にフォトセッションをおこなう泉谷駿介と森本麻里子

スタンドの観客の声援に応える泉谷駿介と森本麻里子

撮影:稲葉訓也

撮影日:2023年06月04日

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