【台湾】光宝科技、高雄で運営拠点2期を着工[IT]

台湾経済部(経済産業省)加工出口区(輸出加工区)管理処は2日、電子部品やLED関連製品などを手がける台湾の光宝科技(ライトン・テクノロジー)が、高雄市の楠梓科技産業園区で運営センター第2期工事の起工式を行ったと発表した。投資額は100億台湾元(約456億円)以上となる。

完成後は車載電子や先端ハイテク、工業自動化、エネルギー管理といった電子製品の研究開発(R&D)や製造を行い、同市で5,000人の雇用を生み出す計画。将来的には宿舎なども建設し、若年層の南部への呼び戻しにつなげたい考え。

加工出口区管理処によると、光宝科技はクラウドコンピューティングや車載電子、第5世代(5G)移動通信システム、AIoT(人工知能=AIとモノのインターネット=IoTの結合)、光電半導体などスマート分野での展開を強化している。

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