5日（火）は、全国的に広く晴れる見込み。梅雨の晴れ間となる地域では、貴重な日差しになりそうだ。30℃以上の真夏日になる所もあり、暑くなる見込み。なお、北日本では、晴れても、急な雷雨に引き続き注意が必要だ。

5日（月）全国的に晴れて真夏日も　暑さに注意

　5日（月）は、高気圧に覆われて全国的に晴れる見込み。最高気温は、松江、名古屋、東京で30℃の真夏日に、仙台でも29℃まで上がる予想。湿度が低く、カラッとした暑さだが、6月の日差しは強いので、日傘や帽子で強い日差しを避けて、水分補給などをし、熱中症に注意したい。梅雨の晴れ間となる西日本や東海では、貴重な日差しになりそうだ。

5日（月）北日本は大気の不安定な状態つづく　九州は夜には雨の所も

　上空の寒気の影響が残る北日本では、大気の不安定な状態が続く見込み。晴れていても、急な雨や雷雨、竜巻などの激しい突風に注意が必要。また、夜には、西から前線がのびてくるため、九州や四国は雲が多くなり、九州では夜には雨が降る所がありそうだ。

今週は本州の南岸に梅雨前線が停滞　後半は関東甲信でも梅雨入りか

　6日（火）は、西日本の太平洋側に低気圧や前線は進んでくるため、西日本を中心に雨が降る見込み。7日（水）以降も前線は本州の南岸に停滞するため、西・東日本の太平洋側を中心に曇りや雨が多くなる見込み。9日（金）は、西日本の太平洋側を中心に降水量が多くなるおそれがある。まだ梅雨入りしていない関東甲信でも梅雨入りの発表の可能性がある。

（気象予報士・大隅智子）