Wソックス・バーガーがサヨナラ満塁弾! ヘンドリックス初勝利

【タイガース2-6xホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

ホワイトソックスは2対2の同点で迎えた9回表を3番手のリアム・ヘンドリックスが三者凡退に抑えると、その裏に一死満塁のチャンスを迎え、ジェイク・バーガーが左中間への12号グランドスラム。劇的なサヨナラ勝ちを収め、本拠地でのタイガース3連戦をスイープした。非ホジキンリンパ腫の闘病生活を乗り越えて戦列復帰したヘンドリックスは3度目の登板で今季初勝利(0敗)をマーク。タイガース5番手のアレックス・ラングに今季初黒星(3勝)が記録された。

タイガースがマシュー・ボイド、ホワイトソックスがマイケル・コペックの先発で始まった一戦は、タイガースが4回表二死からアキル・バドゥーのバント安打と盗塁でチャンスを作り、スペンサー・トーケルソンの5号2ランで先制。ホワイトソックスは直後の4回裏に一死2塁からエロイ・ヒメネスのタイムリーで1点を返し、6回裏にはタイガース2番手のウィル・ベストからヤスマニ・グランダルがタイムリーを放って2対2の同点に追いついた。

試合はそのまま最終回を迎え、ホワイトソックス3番手のヘンドリックスは9回表を2つの三振を含む三者凡退に抑える好投。その裏、タイガースは5月の月間最優秀リリーバーに選ばれたクローザーのラングを投入したが、ホワイトソックスは先頭の代打アンドリュー・ベニンテンディがヒットと盗塁でチャンスメイクし、一死後に連続四球で満塁となり、バーガーが低めのカーブを見事に捉えて左中間に12号サヨナラ満塁弾を叩き込んだ。

戦列復帰後の初勝利を手にしたヘンドリックスは「とても特別なこと。これからも病気と闘っている人々のためにプレーしたい」とコメント。バーガーは「正直に言って、フェンスを越えると思わなかった。フェンス直撃だと思ったんだ。まだ興奮しているよ」と自身のサヨナラ満塁弾に驚いた様子だった。

The post Wソックス・バーガーがサヨナラ満塁弾! ヘンドリックス初勝利 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.