
五島市立玉之浦小中(森下隆司校長)の児童32人が5月31日、玉之浦町の旧平成小裏にある梅園で、梅の実を収穫した。
旧平成小は、卒業記念などで梅の木約30本を植えており、実の収穫は恒例行事だった。2019年4月に玉之浦小と統合後も受け継いでいる。
児童たちは、目いっぱい手を伸ばして摘み取ったり、専用の棒で揺さぶって落としたりして収穫。裏年で例年より少なかったが、約1時間で70キロほどを集めた。
各家庭に持ち帰ったほか、学校では梅ジュースを作る。5年生の櫨山(はぜやま)勝仁君(10)は「つかんだ時の感触が良く、たくさん取れてうれしい。おばあちゃんがジュースを作ってくれるので楽しみ」と話した。