ベンゼマ惜別のゴール、久保は10点目ならず。降格はバジャドリード

ラ・リーガ 第38節 結果まとめ

写真:PKで同点ゴールを挙げ、ラストマッチに華を添えたベンゼマ ©Getty Images

6月4日、ラ・リーガ最終節となる第38節の10試合が行われた。

2位レアル・マドリードはホームでアスレティック・ビルバオと対戦。前半をスコアレスで折り返し、後半開始早々に先制ゴールを許したものの、チームからの退団を発表したカリム・ベンゼマが72分にPKを決め、1-1の引き分けに持ち込んだ。

3位アトレティコ・マドリードはアウェイでビジャレアルと対戦。開始早々に先制されながら、アンヘル・コレアが2ゴールを奪い逆転に成功。しかし70分にアクセル・ヴィツェルが退場処分になると、後半アディショナルタイムに同点ゴールを許し、2-2で試合終了となった。

レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードともに引き分けとなったため、両者の順位は変わらないままシーズン終了となった。

久保建英が先発出場した4位レアル・ソシエダはセビージャとのホームゲーム。久保のシーズン10点目は生まれなかったが、ブライス・メンデスとモハメド・アリ・チョがゴールを奪い2-1で勝利を収めた。

残留争いでは、セルタがバルセロナに2-1で勝利し、勝ち点3を上積みする一方、カディスはエルチェに1-1、バレンシアはベティスに1-1、アルメリアはすでに降格が決まっているエスパニョールに3-3、そして直接対決となったバジャドリードとヘタフェはスコアレスドローでフィニッシュした。

セルタが13位に順位を上げる一方、その他のチームは勝ち点1ずつしか上積みできず。それでも14位カディス、15位ヘタフェ、16位バレンシア、17位アルメリアは残留を確定させ、18位バジャドリードが昇格からわずか1年で2部降格となった。

マジョルカはラージョ・バジェカーノに3-0で快勝。オサスナはジローナを2-1で下し、アスレチック・ビルバオをかわして7位に浮上し来シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ出場権を手にした。

個人成績では、ラ・リーガ1年目のロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)が23ゴールで得点王に。ベンゼマは19ゴールで2位となった。


[ラ・リーガ 第38節 結果]
マジョルカ 3-0 R・バジェカーノ
R・ソシエダ 2-1 セビージャ
R・マドリード 1-1 A・ビルバオ
オサスナ 2-1 ジローナ
ビジャレアル 2-2 A・マドリード
ベティス 1-1 バレンシア
セルタ 2-1 バルセロナ
バジャドリード 0-0 ヘタフェ
エルチェ 1-1 カディス
エスパニョール 3-3 アルメリア

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