推奨土産、新たに5品 茨城・ひたちなか ようかんや干物

ひたちなか市の観光土産品として推奨できる商品を審査する審査会委員=同市勝田中央

茨城県ひたちなか市観光協会(海野泰司会長)は5月30日、同市勝田中央のひたちなか商工会議所で、市の観光土産品として推奨できる商品の審査を行い、新たに5品を認定し、17品を引き続き推奨品として更新した。

海野会長を審査委員長に、料理研究家や同協会員ら6人が審査。ようかんや干物、焼き芋など新規登録申請があった5品のうち4品は、県内デザイナーが特産品を作る事業者と連携し、新たなパッケージデザインを作る市と同協会の「SHIO_KAZE(しおかぜ)」プロジェクトで生まれた。

各委員は、市のイメージに合うかや、デザインが洗練されているかなど、計9項目を審査基準に計22品を3段階で評価。商品を試食し、パッケージや食品表示などを確認しながら審査した。

海野会長は「土産品を充実させて販路を拡大し、ひたちなかのPRにつなげたい」と意気込んだ。

推奨品の有効期間は3年間。商品は同協会ホームページなどでPRし、商品に認証マークを貼ることができる。今回の審査で、推奨品は全部で54品になった。

今回新たに選ばれた5品は次の通り。
ACTIVE YOHKAN(菓子、きくち)▽焼きいも蜜ちゃん、焼き芋スナックPAKiPOKi(同、住谷公商店)▽なかみなとマドレーヌ(同、桔梗屋本舗)▽干物スティック鮮彩(食品、樫村水産)

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